声優専門学校の学費一覧表|授業料が安い声優学校はどこ?

声優専門学校を選ぶ上では、学費や授業料も気になるポイントの一つです。

こちらのページでは、人気の声優専門学校の学費について一覧で比較しています。

さらに、声優専門学校ではどのようなことにお金がかかるのか、費用の内訳についても詳しく解説していきます。

声優専門学校の学費一覧表

以下は東京都内にある10校の声優専門学校について、学費の安い順番にランキングにしたものです。

声優専門学校 学費
1.東京アニメーター学院 220万円
2.東京声優・国際アカデミー 226万円
3.アミューズメントメディア総合学院 256万円
4.デジタルアーツ東京 260万円
5.東京アニメーションカレッジ 263.2万円
6.東京アナウンス学院 267.7円
7.日本工学院専門学校 268.6円
8.東京クールジャパン 274.6万円
9.尚美ミュージックカレッジ 278万円
10.ESPエンタテイメント 280万円

※上記の金額は2年間でかかるおおよその合計金額になります。
※専門学校によっては、別途教材費や合宿費などがかかることがあります。
※2024年4月3日時点の情報です。

 上記の通り、声優専門学校の学費は200万円以上かかるのが一般的で、掲載している声優専門学校の学費を平均すると約259万円となります。

4年制の大学ほどではないにしても、やはり専門的な機材などを必要とすることから、声優専門学校ではそれなりに学費がかかります。

高額の支払いとなるために、ほとんどの声優専門学校では2回に分けての分納が可能で、良心的な声優専門学校だと10回に分けて支払うこともできます。

なお、学費が最も安い声優専門学校は、東京アニメーター学院の220万円でした。
学費の平均よりも40万円近く安いということになります。

ただし、学費が高い声優専門学校はそれだけ設備が充実していることもあるので、学費が安いだけではなく、あらゆる面から声優専門学校を選ぶようにしましょう。

声優専門学校で卒業までにかかる費用を項目別に解説

授業料

実習や座学を含めて、声優になるための授業を受けるのにかかるお金です。

声優専門学校の学費の大半は、この授業料が占めていることになります。

施設・設備費

声優専門学校内の設備や機材にかかる費用です。
しかし施設・設備費が安い声優専門学校だからと言って、古い設備を使っているというわけでもありません。

こちらの費用は授業料に含んでいる声優専門学校も多いので、トータルの学費だけをチェックすれば良いでしょう。

入学金

大学と同じように、声優専門学校でも入学金がかかります。多少の高い安いはありますが、相場はおおよそ20万円ほどとなっています。

合格通知を受けたにも関わらず、なんらかの理由により入学を辞退することになった場合、入学金は唯一返金されないお金です。

教材費

教材費の納め方は声優専門学校によって様々で、入学前に支払う学費に含まれていることもあれば、入学後に別途徴収されることもあります。

教材費に関しては年度によって変わることが多いため、ホームページに記載していない声優専門学校が多くなっています。

入学を検討しているなら、必ず資料を請求して最終的な支払い金額を確認しておきましょう。

受験料

声優専門学校に入学するためには入学試験を受験することになりますが、その際には受験料(選考料)を納めなければなりません。

受験料はどの声優専門学校も大差はなく、だいたい2万円くらいが相場となっています。

研修旅行費・合宿費

声優専門学校によっては、親睦とオリエンテーションを兼ねた研修や合宿などがあります。

研修旅行や合宿にかかる交通費や宿泊費は、学費とは別に徴収している声優専門学校が多いです。

金額的には3万円~5万円ほどかかることが多いですが、不参加の場合は支払わなくても良い費用です。

声優専門学校は「学費が安い」で決めるな!

困っている少年

上記の通り、声優専門学校にかかる費用には様々なものがあります。

とは言え、どの費用が高くて、どの費用が安いからと言って考え込む必要はなく、最終的に支払うトータル金額だけを確認しておけばOKです。

冒頭の学費一覧表を見ると、学費が高い声優専門学校と安い声優専門学校では、60万円の金額差があることが分かります。

しかし、多くの現役声優の意見としてはあまり学費にとらわれすぎないことです。

60万円は非常に大きな金額差ですが、金額よりも夢を実現できるかどうかを考えるべきです。

声優事務所に所属してデビューしたいならデビュー率が高い声優専門学校へ、歌って踊れるアイドル声優になりたいならボイトレが充実している声優専門学校へ行くのが最適です。

学費が安いかどうかはあくまでも最終的な判断材料として、ある程度声優専門学校を絞り込んでからチェックするのが良いと思います。