大阪エンタテインメントデザイン専門学校は、2013年に開校したばかりのアニメ系専門学校です。
校舎があるのは南港で、大阪市の中心地からは離れた場所にあります。
こちらのページでは、大阪エンタテインメントデザイン専門学校のタレント学科声優&アクターズ専攻の評判について解説していきます。
大阪エンタテインメントデザイン専門学校の評判
大阪エンタテインメントデザイン専門学校は比較的新しい専門学校で、学校内の施設や設備が新しいのがメリットの一つです。
ただ新しいだけではなく、フランス人が校舎の設計をしていて、デザイン性の高いおしゃれな校舎となっています。
しかしその反面、開校したのが2013年ということもあり、現役の第一線で活躍している声優を輩出した実績はまだ多いとは言えません。
声優専門学校を選ぶ際には、ある程度の歴史や実績がある声優専門学校の方が無難と言う考え方もあります。
声優専門学校を選択する上で最も重要なことは声優デビュー実績ですが、歴史の浅い声優専門学校は実績が未知数です。
模擬オーディションやプロフィール写真の撮影など、デビューに向けてのサポートはそれなりに行ってはいるので、声優デビュー実績についてはこれから期待したいところです。
姉妹校の大阪総合デザイン専門学校は、アニメーターの育成で評判の良い専門学校ですが、声優を目指すのであれば他の専門学校も検討してみるのも良いでしょう。
大阪には声優デビュー実績が高く、業界からの評判も良い専門学校がいくつかあるので、資料を取り寄せてよく比較してみることをおすすめします。
大阪エンタテインメントデザイン専門学校のカリキュラムと授業内容
大阪エンタテインメントデザイン専門学校に限らず多くの声優専門学校では、座学よりも実践授業が多くなっています。
以下は、大阪エンタテインメントデザイン専門学校の時間割に組まれている授業の一例です。
発声&滑舌
口の開け方や舌の使い方、腹式呼吸を意識した発声トレーニングを行います。また、演技をする上での基礎となる滑舌を鍛える授業です。
アニメアフレコ
プロ仕様の機材が揃った録音スタジオで、アニメのキャラクターに声をあてる授業です。スタジオワークについても学びます。
ナレーション
原稿を素早く読解して、聞き手に伝わりやすい話し方を身につける授業です。
ダンス
ダンスを通して体幹を鍛え、身体を大きく使った表現を身につけます。
英会話
大阪エンタテインメントデザイン専門学校では、グローバルに活躍する人材の育成を目指して、英語をカリキュラムに導入しています。
コンピューター基礎
パソコンの基礎的な技術を身につけることで、声優の道を諦めて一般就職する際に役立ちます。
MON | TUE | WED | THU | FRI | |
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1時限 (9:30~11:00) | 発声&滑舌 | 舞台演技 | コンピュータ基礎 | ||
2時限 (11:10~12:40) | ナレーション | 舞台演技 | ダンス | デジタル 映像編集 | ラジオDJ 演習 |
3時限 (13:30~15:00) | ヴォイストレーニング | アニメアフレコ | ヴォーカル | ヴォーカル パフォーマンス | 課題研究 |
4時限 (15:10~16:40) | 英会話 | フリートーク | 課題研究 |
大阪エンタテインメントデザイン専門学校では、声優や映画監督などから特別授業で指導してもらえる機会もあります。
なお、大阪エンタテインメントデザイン専門学校のタレント学科声優&アクターズ専攻は全日制となっていて、夜間クラスは開講していません。
大阪エンタテインメントデザイン専門学校出身の声優
大阪エンタテインメントデザイン専門学校出身で、第一線で活躍している有名声優は今のところはいません。
今後大阪エンタテインメントデザイン専門学校の卒業生で活躍する声優が出てくれば、随時情報を更新していきます。
大阪エンタテインメントデザイン専門学校への入学方法
大阪エンタテインメントデザイン専門学校には、以下の3つの入学方法があります。
AO入試
大阪エンタテインメントデザイン専門学校が求める学生像と照らし合わせて、学力ではなく学生のやる気や人間性により合否を決定する入試方法です。
特待生選考試験を受けられる、入学金免除などのメリットがあります。
推薦入試
在籍する学校から推薦してもらう入学方法です。
選考方法は書類審査のみとなっていますが、大阪エンタテインメントデザイン専門学校が必要と判断した場合には面接も行います。
一般入試
選考方法は書類審査に加えて、400字~800字の作文となっています。
ただし、大阪エンタテインメントデザイン専門学校が必要と判断した場合には面接も行います。
大阪エンタテインメントデザイン専門学校の声優&アクターズ専攻には偏差値という概念はなく、倍率も決して高くはありません。
どの入学方法であったとしても、入学試験に落ちる可能性は低いと考えて良いでしょう。
また、大阪エンタテインメントデザイン専門学校の声優&アクターズ専攻には、筆記試験や実技テストのようなものはなく、書類と面接のみで合否が決定されます。
留学生の受け入れも行なっているので、外国人の方も条件を満たしていれば受験することができます。
大阪エンタテインメントデザイン専門学校声優&アクターズ専攻の学費
2年合計 約234万円
※上記費用には入学金の10万円も含まれます。
※上記の授業料等以外にも、別途教材費が必要となります。
※海外研修費として、別途10万円~15万円が必要になります。
大阪の声優専門学校の相場から考えると、大阪エンタテインメントデザイン専門学校の学費総額234万円は安い方になります。
しかしながら、別途教材費や海外研修費がかかることを考えると、総額は250万円を超えるので平均相場と言えるでしょう。
なお、大阪エンタテインメントデザイン専門学校は学校法人の専門学校なので、各種奨学金制度や国の教育ローンを利用することができます。
学費の一部が免除される特待生制度もあるので、大阪エンタテインメントデザイン専門学校を受験するなら事前に調べておくと良いでしょう。
また、大阪エンタテインメントデザイン専門学校では学生寮や学生マンションの紹介もしているので、遠方から入学を考えている学生にも生活しやすい環境が整っています。
まとめ
大阪エンタテインメントデザイン専門学校の最大の特徴は、開校からそれほど経っていない新しい専門学校ということです。
校舎が新しく施設は綺麗である一方で、業界での実績は少なく、口コミや評判も多くはありません。
大阪には有名声優を何人も輩出している専門学校もあるので、他の専門学校とも慎重に比較検討してみることをおすすめします。