デジタルアーツ東京の口コミ評判|声優専門学校を徹底解説

デジタルアーツ東京公式サイト

菅原学園が運営するデジタルアーツ東京は、アニメやゲーム関連の専門学校で、仙台にも姉妹校のデジタルアーツ仙台があります。

池袋駅から徒歩3分と通学には非常に便利な立地ですが、規模としては比較的小さな専門学校です。

こちらのページでは、専門学校デジタルアーツ東京の声優学科の評判について解説していきます。

※本記事は声優アカデミア編集部が独自に制作しています。各事業者はコンテンツ制作に一切関与していません。本記事にはプロモーションを含む場合があります。

専門学校デジタルアーツ東京の評価

専門学校デジタルアーツ東京は他の声優専門学校と比較して規模が小さく、声優学科の募集定員は20名程度となっています。

少人数制の専門学校は講師との距離が近くなるというメリットがある一方で、交友関係が限定されるというデメリットもあります。

プロの声優として仕事を続けていくためには、声優としての技術ももちろん大切ですが、コネクションとなる人とのつながりを多く持っておくことも大切です。

専門学校としてそれなりに長い歴史を持つデジタルアーツ東京ですが、これまでにデジタルアーツ東京を卒業して、第一線で活躍している声優は多いとは言えません。

デジタルアーツ東京を卒業後に声優事務所に直接所属となる生徒は少なく、多くの生徒は声優養成所でさらに勉強を続ける道を選んでいます。中には夢を諦めて一般就職する生徒もいます。

デジタルアーツ東京に限ってのことではありませんが、声優専門学校を卒業してそのまま声優としてデビューするためには、他の生徒に負けない努力と実力が必要です。

講師や授業については、デジタルアーツ東京は生徒数がそれほど多くはないので、講師と学生との距離感が近く評判も良い方です。

他の学科と共同でアニメなどの作品をつくる機会もあり、学校生活はそれなりに楽しめそうです。

しかしながら、どんなに楽しい学校生活を送れたとしても、結果として声優デビューできなければ声優専門学校に通う意味はありません。

デジタルアーツ東京を含めた声優専門学校を評価する上では、声優デビュー実績を重視することをおすすめします。

デジタルアーツ東京の卒業生による口コミと評判

クラウドソーシングを利用して、デジタルアーツ東京声優学科の卒業生からアンケートを頂きました。

デジタルアーツ東京の授業内容や卒業生の進路、学校の感想などについて回答を頂きました。
※口コミアンケートの募集はクラウドソーシングサービスのランサーズを利用しております。

過去に専門学校デジタルアーツ東京の声優学科に所属していました。
学校は池袋にあるので、山手線に乗れば秋葉原など様々なアニメの舞台になった場所に行くことができ、アニメや声優の勉強に対するモチベーションを保ちやすいです。
アニメアフレコの他にも外画吹き替えの授業もあるので、幅広い声や感情の入れ方、アニメとは違う外人俳優の口に合わせて台詞を入れる難しさなども感じ取ることができます。
残念な点としては授業時間が少し少ないなぁと思う点です。
火曜日と木曜日は1~2コマしか無く、一番授業が多い金曜日でも4コマしか入っていなかったので、もう少し練習したいという歯がゆい思いをすることがありました。
機材設備などは実際に現場で使われているものを使用しているのでかなり実践的だと思います。
他の専門学校に通っていた知人に聞いた話だと、その専門学校では型落ち機材などを使っていたので、養成所に入ってから使い勝手が少し違うために困ったことがあるそうです。
その点専門学校デジタルアーツ東京は機材が豊富で良かったと思いました。
(卒業後の進路/声優養成所)

専門学校デジタルアーツ東京のカリキュラムと講師

声優専門学校の授業風景

デジタルアーツ東京の声優学科では、アフレコや演技指導の他にも様々な授業を時間割に取り入れています。

専門学校デジタルアーツ東京の声優学科で行う授業内容について、以下に一例をご紹介します。

アフレコ

アニメーションに実際に声をあててみて、キャラクターに合わせた表現力や演技力を養います。

朗読

文章を読み解く力を身につけて、相手にわかりやすく伝える話し方を習得します。

エチュード

即興演劇を通して感情を表現する力を身につけます。

ボイストレーニング

歌唱力の向上を目指すと同時に、声優に必要なリズム感や表現力も養います。

ダンス&ステージング

アニメのメインキャラを担当すると、ステージで歌う機会も増えます。
ダンスやステージ上でのパフォーマンスについて学びます。

パントマイム

パントマイムを通して身体を大きく使う表現を身につけます。


 専門学校デジタルアーツ東京では、声優や演出家、アナウンサー、ダンサーなど、様々なジャンルの講師が授業を行います。

声優デビュー実績はまずまずと言ったところですが、講師に対する評判では良い口コミを聞くことが多いです。

なお、専門学校デジタルアーツ東京の声優学科は全日制のみとなっていて、夜間や土日のクラスは開講していません。

専門学校デジタルアーツ東京出身の有名声優

堀川 かえで

「一週間フレンズ。」若本美穂、「キノの旅-the Beautiful World-the Animated Series」女性キャスター

小林 梢

「モンスター・ハイ」アビー・ボミナブル、「忍たま乱太郎」

乙部真衣

「フライングベイビーズ」ガヤ、映画「ウィザード・バトル 氷の魔術師と炎の怪物」隊員1、映画「シンデレラ」皇太后

中村 菜穂

「うたの☆プリンスさまっ♪」ガヤ、「マジLOVEレジェンドスター」ガヤ

専門学校デジタルアーツ東京への入学方法

デジタルアーツ東京の声優学科には、以下の3つの入学方法があります。

AO入試

受験生のやる気や人間性により合否を決定する入学方法です。
早い段階で入学が決まるので、余裕を持って新学期の準備を進めることができます。

AO入試にエントリーするためには、事前にデジタルアーツ東京の体験入学、説明会、学校見学のいずれかに参加していることが条件となります。

推薦入試

在学中の学校に推薦してもらう学校推薦に加えて、自分をアピールする自己推薦入試もあります。
選考方法は書類審査のみとなります。

一般入試

大学や短大のような学力テストはなく、書類選考でのみ合否が決定されます。


 デジタルアーツ東京には偏差値という概念はなく、倍率も決して高くはありません。

どの入学方法であったとしても、デジタルアーツ東京の入試に落ちることはほとんどないと考えて良いでしょう。

デジタルアーツ東京には筆記試験や実技テストのようなものはなく、基本的に面接と書類のみで合否が決定されます。

留学生も基本的には受験することができるので、過去にも様々な国の留学生が受験しています。

専門学校デジタルアーツ東京の学費

2年合計 226万円

※上記費用には入学金の10万円も含まれます。
※上記費用以外に別途教材費が必要になります。

デジタルアーツ東京の授業料については、他の声優専門学校と比較して安い方になります。

デジタルアーツ東京の校舎はそれほど大きくはなく、設備や機材も限られているため、学費は多少安く抑えられているようです。

なお、デジタルアーツ東京は学校法人の専門学校なので、各種奨学金制度や国の教育ローンを利用することができます。

また、学費の一部が免除される特待生制度もあるので、デジタルアーツ東京を受験するなら事前に調べておくと良いでしょう。

また、デジタルアーツ東京は食事付きで寮長常駐の学生寮とも提携しているので、地方から上京してくる学生にも生活しやすい環境が整っています。

デジタルアーツ東京があるのは池袋と賑やかな繁華街にはなりますが、近くに警察署があるので治安の面で大きな心配はないでしょう。

まとめ

専門学校デジタルアーツ東京は、マンモス専門学校よりも少人数のこじんまりした雰囲気が好みの方にはおすすめです。

しかし今のところは声優業界の第一線で活躍しているような卒業生は少ないので、今後の卒業生のさらなる活躍に期待したいところです。

声優専門学校を選ぶ上ではやはり実績が最も重要になるので、デジタルアーツ東京の学校説明会などで詳しく質問してみることをおすすめします。