「声優になれるかどうかは声優専門学校の選択で変わる」
これは言い過ぎでもなければ、あながち間違いでもありません。
声優専門学校を選ぶ際には、多くの情報に目を通して慎重に選ぶことが大切です。
こちらのページでは、現役声優による評判や、各声優専門学校の卒業生の意見を取りまとめて、宇都宮を中心とした栃木県内にある声優専門学校について解説しています。
栃木で声優専門学校を探す際には、ぜひ一度目を通してみてください。
栃木の声優専門学校一覧
宇都宮アート&スポーツ専門学校

宇都宮の声優専門学校の中でも、おそらく最も名前が通っているのが宇都宮アート&スポーツ専門学校でしょう。
授業内容はアテレコのような実践的な授業よりも、発声や滑舌などの基礎と、舞台演技の授業が中心となっています。
声優は根本的には役者なので演技の授業はとても大切です。
しかし、卒業生の口コミの中にはアフレコの授業を増やしてほしいという声もあります。
また、ダンスやボイストレーニング、アクションや殺陣などの授業も多くなっています。
年に1回は東京の声優プロダクションを招いて、宇都宮校内でオーディションを開催しています。
しかし、来校するプロダクションは大手ばかりではなく、小さなプロダクションもあります。
過去の実績としても、宇都宮アート&スポーツ専門学校の卒業生で活躍している声優は多いとは言えません。
国際テクニカルデザイン自動車専門学校

小山市にある声優学科のある専門学校ですが、名前の通り本来は自動車専門学校となっています。
自動車整備士を育てる学科に加えて、シンガーソングライターや声優、アニソンアーティストを育成する学科も設置しています。
講師を務めているのはシンガーソングライターやヴォイストレーナーなので、発生を基礎から学ぶことができるでしょう。
しかしながら、これまでに声優のデビュー実績はそれほどなく、卒業生で活躍している声優も多いとは言えません。
中央アートスクール

中央アートスクールも上に同じく、小山市にある声優学科のある専門学校です。
2015年の4月に開校したばかりの専門学校で、設備や内装が真新しいのがメリットの一つとも言えます。
声優コースの講師には、栃木県出身の松田洋治さんなど、大物とも言える声優が名前を連ねています。
気になる点としては、まだ新しい声優専門学校であるために、声優の輩出実績が少ないところです。
卒業生で活躍している声優は決して多いとは言えません。
声優になれるかどうかは専門学校選びにも大きく左右されますから、比較的歴史の浅い中央アートスクールを選ぶならしっかりと情報収集しておくことをおすすめします。
栃木なら声優専門学校よりも声優養成所
以上のように、栃木県内には宇都宮市と小山市にそれぞれ声優の専門学校があります。
しかしながら、多くの現役声優や業界の人間は、栃木など地方の声優専門学校をあまりおすすめしません。
栃木のように地方の声優専門学校からプロの声優としてデビューするのは非常に難しく、多くの生徒が一般の仕事に就くか、声優養成所から再スタートとなっています。
地方の声優専門学校によっては、声優養成所に入ることを次のステージへのステップアップのように説明することもありますが、実際には声優養成所の生徒の多くは未経験者で、声優専門学校を経由せずとも入れるものです。
したがって栃木で声優の勉強を始めると言うことであれば、声優専門学校よりも声優養成所を選ぶのがおすすめです。
声優養成所とは、声優プロダクションが新人を発掘するために直接運営しているスクールのことです。
声優専門学校に比べて声優デビューできる確率が高く、講師もプロの声優が新人を本気で育てているので、声優デビューを目指す雰囲気が専門学校とは全く違います。
栃木にある声優養成所はたった一つしかありませんが、幸いなことに大手声優プロダクションIAMエージェンシーが運営するインターナショナルメディア学院です。
IAMエージェンシーはベジータ役のレジェンド声優堀川りょう先生や、今若手の中でも勢いのある鈴木愛奈さんが所属する声優プロダクションです。
附属養成所のインターナショナルメディア学院の宇都宮校には、堀川りょう先生をはじめとして、現役の第一線で活躍する声優が授業に来てくださいます。
また、3ヶ月に1回は学院内でプロダクション所属オーディションが開催され、合格すればプロの声優としてデビューすることができます。
グループ会社でアニメの制作もおこなっていて、仕事が豊富で業界内での影響力も強い声優プロダクションなので、附属養成所のインターナショナルメディア学院はおすすめできます。
栃木で声優の勉強と言うことであれば、専門学校よりも声優養成所の方がデビューの可能性が高くおすすめと言えます。
まずはインターナショナルメディア学院の資料を取り寄せてみて、声優養成所がどのようなものなのか、ご自身で見て知ることから始めると良いでしょう。