声優専門学校おすすめランキング!口コミ評判の良い学校を一覧で紹介!https://www.pac-ac.jpThu, 28 Mar 2024 11:32:18 +0000jahourly1https://www.pac-ac.jp/wp/wp-content/uploads/favicon-150x150.png声優専門学校おすすめランキング!口コミ評判の良い学校を一覧で紹介!https://www.pac-ac.jp3232 3DCGの専門学校おすすめ一覧!授業内容や学費や評判も解説https://www.pac-ac.jp/3dcg-school.htmlMon, 03 Apr 2023 23:31:28 +0000https://www.pac-ac.jp/?p=2928

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アニメーター
※本記事は声優アカデミア編集部が独自に制作しています。各事業者はコンテンツ制作に一切関与していません。本記事は広告を含みます。

アニメやゲーム、CMや映画などあらゆるコンテンツで利用されている3DCGの技術。最近では医療現場や建築など、エンタメ以外の分野にも3DCGの技術が必要とされています。3DCGの制作ができる人材が求められている今が、3DCGを学ぶチャンスともいえます。

3DCGの技術を身に付けたいけれど、どうやって学べばいいかわからないと迷っている方は、ぜひこの記事を読んで参考にしてみてください。

3DCGと書かれた鉄球

3DCGとは「3 Dimensional Computer Graphics」の略で、立体的(3D=3次元)な仮想空間でCG(コンピュータ・グラフィック)を使って制作する技術のことです。

3DCGについてしっかりと理解するために、まずは2Dと3Dの違いについて理解を深めていきましょう。

2Dと3Dの違いと特徴

2Dと3Dは空間の次元の違いを表しています。
空間の次元といってもわかりづらいので、アニメを参考にして違いを見ていきましょう。

2Dとは縦・横しかない二次元の世界で、紙に書いた絵や図は全て2Dにあたります。アニメを例に上げると、ジブリ作品や新海誠作品などを始め、日本アニメのほとんどが2Dアニメです。

3Dとは縦・横に加えて、奥行きのある三次元の立体的な世界です。アニメでいうとトイストーリーやモンスターズインクなどが代表的な3Dアニメです。

2Dアニメと3Dアニメは見た目にも違いがありますが、制作過程にも大きな違いがあります。

2Dアニメはキャンパスに絵を描くように制作するので、一枚の絵を書き終えるまでの時間はそれほど長くありません。しかし、描いた絵そのものを動かすことはできないため、動いて見えるように少しづつ変化している絵を何枚も書いて、つなげることでアニメーションを作り上げます。

一方、3DCGのアニメは立体的な仮想空間で描き、物体の質感や陰影、動きなども表現することができます。

3DCGはどこで学べる?

3DCGのアニメやゲームを制作するためには、特別なソフトや技術を必要とします。3DCGの知識やスキルはどこでどのようにして学べるのでしょうか?

ここからは3DCGを学ぶための4つの方法をご紹介します。

専門学校

専門学校の校舎

専門学校では、3DCG制作のプロが指導にあたることが多いです。オンラインスクールや独学と違って、制作過程からプロのクリエイターに見てもらいながらアドバイスを受けることができます。

現場を知るクリエイターが授業を行うので、成長スピードが他の学習方法よりも早いのは間違いないでしょう。

また、専門学校は技術を習得して就職するための学校なので、就職サポートを受けられたり、企業の採用情報を入手できる点も魅力です。

ただし、専門学校は2年以上の時間を費やすので、学校選びは慎重に行う必要があるでしょう。

夜間・土日スクール

3DCGの専門学校やスクールの中には、大学生や社会人など平日に通うのが難しい人のために、夜間や土日に開講している学校もあります。

特に専門学校の夜間・土日スクールは、全日制で使う機材やソフトをそのまま使えるなど、整った設備で学べる場合も多いです。

対面授業で学びたいけど平日は学校や仕事があるという方は、夜間や土日に開講しているスクールを選択肢に入れてみるのも良いでしょう。

学校によっては専門学校と同等の就職サポートを受けられるのも強みです。

オンラインスクール

ZOOMで学習する人

3DCGの技術はオンラインスクールでも学ぶことができます。

空き時間を使って自宅など好きな場所で学ぶことができて、学費も安いことがオンラインスクールのメリットです。

オンラインスクールでは、本や動画を使って学習するので独学と似た点もありますが、講師に質問ができる点や、体系的に学べる点が独学との違いです。

また、短期間で学べるコースや、分野を絞ってピンポイントで学べるコース、初心者クラスや経験者クラスなどの分類もあるので、自分に合った学び方ができる点がメリットです。

ただし、対面の授業とは違って、質問にその場で答えてもらうのが難しいこともあります。講師とのやり取りに時間がかかったり、レスポンスが悪い可能性もあるので、講師とのやり取り方法や時間帯は入学前に確認しておきましょう。

独学

3DCGは、本や動画を使って独学で学ぶこともできます。動画については、利用するソフトウェアのチュートリアルを見たり、YouTubeを利用して学ぶこともできます。

独学は好きなタイミングで自由に学べる上に、学校に通うよりも費用を抑えることができます。

まずは気軽に3DCGについて学んでみたいという方は、とりあえずは独学で学んでみるのも良いでしょう。

ただし、当然ながら独学には多くのデメリットがあります。

独学は体系的に効率よく学ぶことが難しいので、3DCGのように幅広い知識が必要となる分野では、中途半端になりやすいので注意が必要です。

また、自分の得意な分野だけに知識が偏る可能性も高く、せっかく勉強しても仕事では通用しないケースも考えられます。

また、プロのクリエイターに自分の作品を見てもらったり、質問ができない点も大きなデメリットです。

3DCGは膨大な知識を必要とする分野なので、独学は非効率的と考える人も少なくありません。

おすすめの3DCG専門学校4選!

3DCGのクリエイターになるためには、多くの知識やスキルを必要とします。そのため、3DCGの技術を身に付けて就職に活かしたいと考えている人は、プロのクリエイターから直接学べる3DCGの専門学校に通うのが効率的です。

ここからはおすすめの3DCG専門学校をご紹介します。

アミューズメントメディア総合学院

アミューズメントメディア総合学院

「ゼロからのスタートでもプロになれる!」と公式HPにあるように、アミューズメントメディア総合学院は初心者でもプロの3DCGクリエイターになれる教育システムが評判です。

1年次に4回のゲーム開発実習、2年次に2回のアニメ制作実習と、2年間で6回もの実践演習を行うことで、3DCGの制作に必要な技術を身に付けます。

また、アミューズメントメディア総合学院では、プロの指導のもとで学生が実際に市販するゲームの開発を行うという取り組みを続けています。

この取り組みがフォートナイトなどで知られるEpic Gamesから高く評価され、Epic Gamesからの資金援助までも獲得しました。

ソフトは「Maya」を中心に授業を展開しており、どちらかというとゲーム制作に強い3DCGの専門学校といえるでしょう。

代々木アニメーション学院

代々木アニメーション学院

アニメの専門校というと、代々木アニメーション学院を思い浮かべる方も多いでしょう。3DCGデザイナーとしてアニメ制作に携わりたい方は、アニメに強い代々木アニメーション学院の「アニメ3DCG科」がおすすめです。

日本アニメではまだまだセル画を使った2Dアニメが主流です。3DCGを使って2Dのセル画で描いたようなアニメが制作されるほど、2Dアニメの人気は根強いです。

とはいえ、最近では2Dと3Dのハイブリッドでアニメ制作を行うことも増えており、今後ますます3DCGの技術がアニメ業界でも必要とされることが考えられます。

こうした背景もあり、アニメ業界で通用する3DCGの技術を学ぶのであれば、2Dにも3Dにも強い代々木アニメーション学院がおすすめです。

3DCGで代表的なソフト「Maya」に加えて、アニメ「君の名は。」や「鬼滅の刃」でも使われている「3ds Max」についても学べるのが特徴です。

HAL

HALはIT・デジタルコンテンツに特化した学校で、3DCGにおいても高い教育力を持つ専門学校です。

校舎は東京・大阪・名古屋と3つあり、どの校舎も駅近でアクセスが良いのも特徴です。

HALでは、特性を評価する「学業評価」と、長所を評価する「個性評価」という2つの評価システムで、学生の新たな個性を発見して育成することに注力しています。
就職サポートも手厚いので、安心して学べる環境が整っているといえるでしょう。

ただし、3DCGの中でもアニメやゲームの分野について学びたい場合、4年制コースに入学することが基本となっています。

HALは学費も高いので、2年制の専門学校と学習内容がどのように違い、またそれらが自分にとって本当に必要かどうかを検討しておくべきでしょう。

アニメやゲームは早く業界に入り、現場で学ぶ方が良いといわれる分野でもあります。4年の就学期間をどう考えるかによって、評価が分かれる学校と言えるでしょう。

日本工学院専門学校

日本工学院専門学校公式サイト

日本工学院専門学校は、東京の蒲田と八王子にキャンパスを持つ専門学校です。学校の敷地面積が非常に大きく、設備や環境が整っている印象の専門学校です。

日本工学院専門学校では、4年制のアニメーションコースやゲームCGデザイナーコースでもCGについて学ぶことができますが、3DCGを専門的に学ぶのであれば3年制のCG映像科が良いでしょう。

モデリング専攻・アニメーション専攻・VFX専攻・CGプロジェクト専攻と4つの専攻に分かれているので、進みたい道がはっきりと決まっている人は、専門分野を重点的に学べるおすすめの専門学校といえるでしょう。

3DCG専門学校の卒業後の進路

卒業式

3DCGの専門学校を卒業すると、どんな職業につくことができるのでしょうか。様々な職業を知ることで、各専門学校の特徴や目指すべき将来が見えてきます。

ここからは、各専門学校が公表している目指せる職業について、学校別で見ていきましょう。

代々木アニメーション学院
デジタルアニメ学部 アニメ3DCG科
3DCGアニメーター、CGデザイナー、コンポジッター、映像編集、アニメ撮影、特殊効果
アミューズメントメディア総合学園
ゲーム・アニメ3DCG科
3Dモデラー(モデリングアーティスト)、コンポジッター 、 撮影監督、アートディレクター、ユーザーインターフェース(UI)デザイナー、エフェクトデザイナー、モーションデザイナー
日本工学院専門学校
マンガ・アニメーション科
アニメーター、アニメ演出家、アニメ監督、作画監督、背景美術、美術監督、撮影監督、撮影・コンポジット、映像編集、仕上げ、色彩設計、アニメプロデューサー、制作進行
HAL
CG学科
グラフィックデザイナー、イラストレーター、3DCGアニメーター、エディトリアルデザイナー、WEBデザイナー
HAL
CG・デザイン・アニメ4年制学科 CG映像コース
CGデザイナー、ゲームCGデザイナー、VFXアーティスト、3DCGモデラー、モーションデザイナー、モーションキャプチャーアーティスト、エディター(映像編集)、映像プロデューサー、映像ディレクター
HAL
CG・デザイン・アニメ4年制学科 アニメーションコース
アニメーター、モーションデザイナー、背景デザイナー、コンポジッター 、プロジェクトマネージャー(制作進行)、3Dモデラー

HALはいくつかの学科で3DCGについての授業を行っているので、目指す職業を絞り込んだ上で入学するのが望ましいでしょう。

ただし、3DCGの制作現場では、役職名や職業名にしっかりとした決まりがありません。そのため、現場によって呼び名が違っていたり、同じ呼び名でも任される仕事内容が違うケースもあります。

各校の目指せる職業については参考程度に考えて、各専門学校では「何が学べるのか?」「どんな技術が身につくのか?」を判断する材料として見ていきましょう。

3DCGの専門学校を選ぶポイント

進路を選択する女性

学校選びは将来を左右する大きな選択です。後悔しないためには、どのような点に気を付けて専門学校を選べば良いのでしょうか?

ここからは、失敗しない3DCGの専門学校の選び方について解説していきます。

どの業界を目指すのかを考える

ゲームやアニメ、映画など様々なコンテンツで使われている3DCGの技術ですが、分野によって使用するソフトが違ったり、必要とされるスキルが違う場合もあります。

そのため、専門学校選びの段階でどの業界に進みたいのかが決まっていると、より効率的に学習することができます。

とはいえ、入学前に進路が決まっていないという人でも、3DCGの基礎を学んでおけば進路変更をしても応用が利く部分も多いです。

講師の経歴を確認する

講師はどんな経歴の持ち主で、どの分野に強い講師なのかを確認しておきましょう。

有名企業で勤めた経験のある講師や、名の知れた作品を手がけた講師であれば、学べることは多いでしょう。

ただし、著名な講師を目当てに入学しても、実際には年に数回しか講義のないゲスト講師だったということも少なくありません。

どのような経歴の講師がどの程度教壇に立つのか、学校説明会などで確認しておきましょう。

就職実績を確認しておこう

専門学校の就職実績は必ず確認しておきましょう。
教育に定評がある専門学校になると、企業側が積極的な採用を行うことも少なくありません。

就職実績が高いということは、教育環境が整っていると考えることもできるので、就職実績は専門学校選びにおいて必ずチェックしておきたいポイントです。

ただし、就職率の表記方法には決まりがないので、誤解を招く表現をしている専門学校も少なくありません。

例えば、学校によっては、就職希望者に対する内定者数で計算していることもあります。極端に言うと、何十人といる卒業生の中の就職希望者が一人の場合、内定者が一人であっても就職率100%となります。

就職実績は広告の数字だけを頼りにするのではなく、例年の人数や業種などの内訳まで確認しておくと、入学した後に後悔することは少ないでしょう。

学校で使用するソフトを確認する

3DCGの専門学校を選ぶにあたって、確認しておきたい項目の一つが学校で使用するソフトです。学校で使用するソフトは、そのまま自分の得意分野になるので必ずチェックしておきましょう。

3DCGのソフトでは「Maya」と「3ds Max」が有名ですが、最近では「Houdini」を使う企業も増えています。

就職したい企業がはっきりしている人は、その企業が導入しているソフトをチェックした上で専門学校を選ぶとよいでしょう。

まだ自分のやりたいことがわからないという人は、「Maya」または「3ds Max」を使っている専門学校を選んでおくと広く対応できるでしょう。

3DCGの制作に使うソフトウェア

3DCGの制作を行う上で絶対に欠かせないものはソフトウェアです。3DCGのソフトウェアには様々な種類がありますが、プロの現場でよく使われているソフトウェアはある程度決まっています。

就職活動においては、基本的にはその企業が使っているソフトウェアを使えることが条件となってくることも覚えをおきましょう。

以下に、主な3DCGのソフトウェアをご紹介していきます。

Maya(マヤ)
業界で最も使われている3DCGの総合ソフトです。基本的にマウスを使って作業します。

3ds Max(スリーディーエス・マックス)
ハイレベルな3DCG制作に向いています。エフェクトに効果を発揮する追加機能が揃っているため、日本アニメでも採用例が多いです。

Houdini(フーディニ)
リアルでダイナミックな表現ができることから多くのハリウッド映画やディズニー映画でも使われています。日本ではまだ普及率が高くありませんが、注目度は高くなっています。

ZBrush(ズィーブラシ)
粘土造形をするように、掘ったり削ったりして直感的にモデリングができる3DCGソフトです。基本的にペンタブを使って作業します。

After Effects(アフターエフェクツ)
燃えさかる炎や煙、波打つ液体などのアニメーションをつくることができます。

目指す業界ではどのようなソフトが使われているのか?気になる専門学校ではどのソフトを採用しているのか?ソフトについてもある程度知っておくとよいでしょう。

3DCGの専門学校に行くメリットはなに?

メリット

3DCGのスキルを学ぶには、専門学校以外にも独学やオンラインスクールなどの方法があります。その中でも、専門学校を選ぶことにはどのようなメリットがあるのでしょうか?

続いては、3DCGの専門学校の強みやメリットについて解説します。

  • 基礎から順に学ぶことができる
  • プロのクリエイターから学ぶことができる
  • 得意分野を見つけることができる
  • 本格的なソフトを使って学ぶことができる
  • 就職活動に有利

基礎から順に学ぶことができる

3DCGの技術を身に付けるにあたって大切なことは、やはり基礎の理解です。

基礎からしっかりと学びたい方は、学習時間が圧倒的に多い専門学校からスタートすることをおすすめします。

日々進化を続けている3DCGの業界では、次々と新しい技術が増えています。そのような新しい技術を学ぶにあたっても、基礎力があるかないかで技術の習得に違いが出ると言われています。

3DCGの制作の経験がある人でも、基礎を学んでいないのであれば専門学校に行く価値はあるでしょう。

プロのクリエイターから学ぶことができる

3DCGの専門学校では、プロのクリエイターから直接指導を受けることができます。

プロの3DCGクリエイターから指導を受けられる最大の利点は、作品に直接アドバイスをもらえることでしょう。

プロの視点で作品を評価してもらうことができるので、独学では気づくことができない長所や欠点を見つけやすく、効率よくステップアップすることができます。

また、実際の現場を知るクリエイターに作業工程から見てもらうことができるので、効率の良い仕事術なども学ぶことができます。

オンラインスクールや独学には無い、3DCGの専門学校で学ぶ強みと言えます。

得意分野を見つけることができる

本格的に3DCGの技術を学びたいと考えている人の多くは、3DCGデザイナーや3DCGクリエイターなどの職業に興味があることでしょう。

3DCGの制作をする人を3DCGデザイナーや3DCGクリエイターと一括りで呼ぶことが多いですが、実際の現場では仕事が細分化されており、それぞれの役割ごとに以下のような専門職に分かれます。

モデラー
デザイン画を元に、人物やアイテム、背景などあらゆるものを3DCGソフトで立体的に形作る仕事です。

アニメーター(モーションデザイナー)
モデラーが作成したCGモデルを動かすアニメーション設定を行います。キャラクターだけでなく、走っている車のアニメーションや、建物が崩壊するアニメーションなども手掛けます。

テクスチャーアーティスト
モデラーが作ったオブジェクトに色味や質感を加えてリアリティを追及していく仕事です

エフェクター
爆発、炎、煙、液体、光線など、特殊効果を加えることでリアリティを高める仕事です。エフェクトの出来によって作品のクオリティは大きく変わります。

コンポジター
3DCGの制作において最後の工程を担うのがコンポジターです。3Dや2Dの原画や、実写映像などのデータを合成(コンポジット)し、完成品となる映像を仕上げていきます。

3DCG制作は作業が多岐にわたるため、一人が最初から最後まで作業を行うことはほとんどなく、上記のように作業を分担してチームで制作を行うのが一般的です。

3DCGの専門学校では、各工程を一通り学習できるようなカリキュラムになっているので、様々な作業を経験することで理想の仕事を見つけることができます。

また、一連の流れを理解しておくと、チームで仕事をすることが多い3DCGデザイナーにとっては大きな強みになるでしょう。

本格的なソフトを使って学ぶことができる

3DCGの制作には、3DCGソフトや画像編集ソフトなどが必要になりますが、ソフトによってできることや使い方は大きく変わってきます。

趣味で3DCG制作を学ぶのであれば、フリーソフトや安価なソフトでも問題ないでしょう。しかし、3DCGデザイナーとしての就職を見据えて学ぶのであれば、プロ仕様のソフトで学ぶのが効率的かつ就職にも有利です。

とはいえ、プロ仕様の3DCGソフトはかなり高額です。必要かどうかも分からない高額ソフトを早々に購入してしまうのは、金銭的な面でリスクが高いでしょう。

3DCGの専門学校には、実際の現場でも使われているソフトや機材が揃っています。独学では揃えるのが難しいソフトや機材を使って学べる点が専門学校のメリットといえるでしょう。

就職活動に有利

専門学校は即戦力として働ける人材を育成するための学校です。

3DCGは専門的な知識を求められる分野なので、3DCGデザイナーなどの求人は専門学校に出す企業も少なくありません。

就職率は専門学校によってまちまちですが、3DCGの専門学校が業界への就職に有利な点は間違いないでしょう。

3DCGの専門学校に行くデメリットは?

デメリット

3DCGデザイナーを目指すなら専門学校が有利だと言えますが、当然ながら3DCGの専門学校にはデメリットもあります。

ここからは、3DCGの専門学校に行くことにはどんなデメリットがあるのかについて詳しく見ていきましょう。

  • お金がかかる
  • 時間がかかる
  • 挫折する可能性もある

お金がかかる

3DCGやアニメ、ゲーム系の専門学校では、特殊な設備や機材を必要とすることから、学費が高い傾向があります。

学費は設備や機材、また講師の質などに比例している場合が多いので、質の高い教育を受けたいと考えている人はなおさらお金がかかるでしょう。

仮に、3DCGとは無関係の業界に就職をした場合、支払った学費が無駄に感じるかもしれません。

時間がかかる

3DCGの専門学校は、最低でも2年間は平日は毎日学校に通う必要があります。

専門学校によっては、課題制作のために授業以外の時間も通学している生徒もいます。

社会人や大学生でも通えるように夜間や土日に開講している専門学校もありますが、やることは同じなのでハードな生活になる可能性が高いです。

挫折する可能性もある

3DCGの世界は一見すると華やかですが、制作過程はとても地味な作業の繰り返しです。

また、多くの知識を必要とする職業なので、勉強が想像以上に大変だと感じる人も少なくありません。

そのため、軽い気持ちで3DCGの専門学校に入学すると、勉強に付いていけなくなったり、モチベーションが維持できずに挫折する可能性があります。

MEMO

デメリットもしっかりと理解したうえで、3DCGの専門学校に進むべきかどうかを考えるようにしましょう。

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アニソン専門学校おすすめ一覧!授業内容や学費や評判も解説https://www.pac-ac.jp/animesong-school.htmlWed, 14 Dec 2022 03:43:24 +0000https://www.pac-ac.jp/?p=2865マイク
※本記事は声優アカデミア編集部が独自に制作しています。各事業者はコンテンツ制作に一切関与していません。本記事は広告を含みます。

世界に誇る日本のエンターテイメントといえばアニメでしょう。そのアニメの世界観を表現するためにとても重要な役割を担っているのが、アニメソングです。

近年、アニソンはアニメ同様に大きな注目を集めており、アニソン歌手を目指す人も増えています。

ここでは、アニソン歌手になるための方法や、アニソンの専門学校について詳しく解説していきます。

アニソン歌手になる方法

まずはじめに、どうすればアニソン歌手になれるのかについて確認していきましょう。

アニソンはもはや音楽ジャンルの一つと言えますが、アニソン歌手になるための王道ルートのようなものはありません。

実際には、以下のような方法でアニソン歌手を目指す人が多いです。

  • 声優になってアニソンを担当する
  • 歌手になってアニソンを担当する
  • アニソンのオーディションに合格する
  • SNSや動画で独自にプロモーションする

最近は、声優でありながらアーティスト活動をしている「声優アーティスト」が増えています。

声優になるための専門学校や養成所でも、演技やアフレコの他に歌やダンスも教えている所が多く、声優とアニソンは密接に関係していることがわかります。

歌手になってからアニメの主題歌などのオファーを受けることもありますが、歌手になるための競争率は非常に高いです。にも関わらず、歌手とアニソン歌手とでは、求められるスキルが異なります。

また、オーディションでアニソン歌手を目指す人もいます。うまくいけば最も近道になりますが、オーディションは数千人の応募者の中から勝ち上がらなければなりません。

オーディションに挑戦するのも良いことですが、まずは事務所への所属を目指す方が可能性は広がるでしょう。

また、SNSや動画配信などは4つの方法の中で最も手軽に始められる方法といえるでしょう。

ただし、プロのマネジメントがない限り、わずかなチャンスをものにしてアニソン歌手としてデビューするのは、オーディションより難しいといっても過言ではありません。

オーディションやSNSについては、声優や歌手としてのデビューを目指しながら並行して取り組んでいくのが良いでしょう。

アニソン歌手になるにはアニソンの専門学校へ

アニソン歌手を目指している人には、主に以下のような学校やスクールで技術を習得をしている人が多いです。

  • ボイトレスクール
  • 音大や音楽専門学校
  • アニソン専門学校

アニソン歌手を目指すにはいくつかの方法がありますが、最も効率的なのはアニソンの専門学校です。

基礎からしっかりと技術を身に付けて着実にデビューを目指すなら、アニソンの専門学校がおすすめです。

アニソンは一般的なJ-popとは求められるスキルが違います。歌唱力の他にも、声優としての演技力や、声を変えるボイスチェンジの技術を求められる場合もあります。また、ダンスやパフォーマンス技術も必要となるでしょう。

アニソンについて学べる専門学校には、声優学科も併設されていることが多いので、歌手の技術だけではなく声優の技術も学べる環境が整っています。

声優の育成にも力を入れている専門学校が多いので、声優を目指しながらアニソン歌手を目指すというルートに近い学校と言えるでしょう。

それでは、アニソンの専門学校ならどの学校を選べばよいのでしょうか?続いてはおすすめの専門学校についてご紹介します。

おすすめのアニソン専門学校はココ!

声優の専門学校は東京都内だけでも十数校ありますが、アニソンについて専門的に学べる専門学校となると数は限られます。

カリキュラムや講師、卒業生実績などを踏まえて、以下の3つのアニソン専門学校をおすすめします。

代々木アニメーション学院

代々木アニメーション学院

アニソンについて本格的に学ぶなら、アニメや声優業界へ多くの人材を輩出している代々木アニメーション学院がおすすめです。

代々木アニメーション学院は、アニソン界の女王ともいわれる水樹奈々さんの出身校です。

代々木アニメーション学院は、声優やアニメーター、アニメ監督などアニメ業界に長年多くの卒業生を輩出してきたこともあり、アニメ業界に太いパイプを持っています。

現在日本で放映されているほぼ全てのアニメ作品に、代々木アニメーション学院の卒業生が関わっているほどです。

代々木アニメーション学院のアニソン科のカリキュラムは、「ラブライブ!」の音楽プロデューサー木皿陽平さんが監修しています。

音楽プロデューサーという仕事はアニメ作品における音楽の最高責任者なので、アニソン歌手が何を求められるのかを深く理解している人といえます。

また、代々木アニメーション学院は、学校運営だけではなく「=LOVE」や「≠ME」などアイドルグループのマネジメントも行っています。これはアニソン専門学校の中では珍しい形態です。

実際にマネジメント業務に携わっているからこそ、現場経験をいち早く授業に還元することができ、時代にあった人材育成が可能になります。

講師には有名アーティストを担当するボイストレーナーが在籍しており、設備にはプロが使用する最新機器が導入されています。

また、ライブ経験をたくさん積めるように、学内にはライブハウスを完備するなど、教育環境が充実していることも評判の良い点です。

代々木アニメーション学院はエンタメに強い学校なので、王道ルートがないアニソン歌手を目指す人にとって、チャンスを見つけやすい学校といえるでしょう。

東京アニメーションカレッジ専門学校

東京アニメーションカレッジ専門学校は、声優やアニメーターの育成を行ってきた専門学校です。

東京アニメーションカレッジ専門学校には2年制と3年制のコースがありますが、声優アーティストコースは2年制になります。

クラスは少人数制となっており、基礎からゆっくりと学べる環境が整っています。

東京アニメーションカレッジ専門学校は音楽の学校としてスタートした経緯もあり、ヴォーカルトレーニングの授業には定評があります。

また特別授業では有名声優が招かれ、トークショーで質疑応答ができるチャンスもあります。

声優の育成実績に関しては、有名声優の輩出が多い学校というわけでもありませんが、事務所所属や養成所の特待生合格などは毎年勝ち取っています。

少人数制で基礎からゆっくり学びたいという人は、候補の一つとして比較検討してみるとよいでしょう。

専門学校ESPエンタテインメント

専門学校ESPエンタテインメント

専門学校ESPエンタテインメントは他校とは違い、1年次は声優を目指す学生と同じカリキュラムが組まれています。2年次にアーティスト専攻か演技専攻かに分かれ、それぞれの分野をより深めていくような教育スタイルをとっています。

アニソン歌手を目指せるアーティスト専攻を選択すると、授業の4割がダンスレッスンや歌唱指導などアニソン歌手になるためのレッスンになります。

ESPエンタテインメントは音楽分野に強く、声優よりも歌手の輩出実績の方が目立つ学校です。アニソンに限らず、本格的に音楽業界で活躍していきたいと考えている方にはおすすめの専門学校です。

アニソン専門学校に行くメリット

メリット

アニソン専門学校を選択することにはどのようなメリットがあるのでしょうか。

アニソン専門学校のメリットについて詳しく見ていきます。

  • アニソンに特化したカリキュラム
  • 業界に詳しい講師がいる
  • 進路相談ができる
  • 同じ夢を持つ仲間ができる

アニソン専門学校では、ボーカル技術の他にも演技やダンスなど、アニソン歌手に必要な技術を身に付けることができます。そのため、自分で足りないレッスンを補ったり、スケジューリングする必要がありません。

また、現役声優や歌手のボイストレーナーなど、業界に詳しい講師から指導を受けることができます。

業界をよく知る講師陣にアニソン歌手になるための進路相談ができるのも、アニソン専門学校ならではのメリットといえるでしょう。

逆を言えば、アニメ業界に詳しい講師が少なかったり、進路サポートが整っていないアニソン専門学校にはそれほどメリットはありません。

また、アニソン専門学校には同じ目標を持つ学生が集まります。趣味や趣向が合う友達をみつけたり、情報交換をしながら切磋琢磨できる仲間を見つけられるのもアニソン専門学校の魅力です。

アニソン専門学校に行くデメリット

デメリット

アニソン専門学校は、アニソン歌手を目指す人にとってメリットばかりの学校ではなく、残念ながらデメリットも存在します。

ここからはアニソン専門学校のデメリットについて見ていきましょう。

  • 時間とお金がかかる
  • 必ずアニソン歌手になれるわけではない
  • 一般就職には不向き

アニソン専門学校は、多くの場合は2年間の通学が必要になります。そのため、時間とお金がかかります。

それにも関わらず、アニソン専門学校を卒業したからといって、必ずしもアニソン歌手になれるわけではありません。

また、アニソン専門学校を卒業しても学歴が就職に有利に働くことは少ないので、就職を一番に考えている人にとっては、それほどメリットがない専門学校と言えます。

これについては、アニソンに限らずエンタメ系の専門学校ならどの学校にも言えることです。

アニソン専門学校は、アニソン歌手になるために必要なスキルを身に付けるには最適な場所ですが、アニソン歌手になることが保証されている場所ではないということを肝に銘じておきましょう。

失敗しないアニソン専門学校の選び方

せっかく高いお金を払ってアニソン専門学校にいくのであれば、学校選びは失敗したくないものです。

ここでは、学校選びで失敗しないためにチェックしておきたいポイントを解説します。

失敗しないアニソン専門学校の選び方は以下の通りです。

  • 声優の卒業生が多い
  • 声優+歌手のカリキュラムが組まれている
  • 歌唱指導ができる講師がいる
  • オーディション対策がある
  • オープンキャンパスに参加する

声優の卒業生が多い

卒業生の輩出実績は、アニソン専門学校の教育力を比較する上でとても大切なポイントです。

しかしながら、アニソン専門学校の歴史はそれほど長くないので、各学校のアニソン歌手の輩出実績を比較するのは困難です。

そこで、アニソン専門学校の実績については、声優の輩出実績を比較することをおすすめします。

前述したように、声優になってからアニソン歌手を目指す人が多いので、まずは声優の輩出実績を比較することで、各学校の教育水準を比較することができます。

声優を多く輩出している専門学校は、教育力やデビューへのバックアップ体制が高く評価できるので、アニソン歌手を目指すのにも最適と考えられます。

アニソン歌手になるためのステップとして声優になることを考えている人にとっても、声優の輩出実績が大きな評価ポイントとなるでしょう。

声優+歌手のカリキュラムが組まれている

アニソン専門学校を選ぶ際には、声優になるための授業と歌手になるための授業が、バランスよく組まれている専門学校を選びましょう。

声優のレッスンとしては、発声練習や演技レッスン、アフレコなどの授業が代表的です。

歌手のレッスンでは、ヴォーカルテクニックを学べる歌唱指導が必要になります。

アニソン歌手はライブパフォーマンスを求められることも多いので、ダンスやステージングの授業がカリキュラムに含まれているかどうかもチェックしておくとよいでしょう。

歌手になるためのカリキュラムのみの専攻でもアニソン歌手を目指すことはできますが、声優の技術も身に付けておく方が、アニソン歌手としてデビューできる可能性は高くなります。

カリキュラムに声優の授業が含まれているかどうかもチェックしておきましょう。

歌唱指導ができる講師がいる

アニソン学科は声優専門学校の中に設置されていることが多いという背景から、声優関連の講師が多いです。

歌唱指導まで声優が行う学校もありますが、できれば歌手やボイストレーナーがいる学校を選びましょう。

声優とアニソン歌手は身近な存在ではありますが、ヴォーカルレッスンを受けるに当たっては、プロの歌手や歌手の指導経験がある人の方が望ましいです。

声優は発声などのボイストレーニングはできますが、ヴォーカルテクニックやステージパフォーマンスについては、歌のスペシャリストの方が幅広い知識を持っています。

一方で、歌唱指導の講師ばかりで演技やアフレコの技術を教える講師がいない場合もあるので、声優を育成できる講師と歌手を育成できる講師の両方が揃っているかを確認しましょう。

オーディション対策がある

アニソン声優になるためには多くのオーディションを経験することになります。

専門学校を選ぶ際には、オーディション対策に力を入れているかどうかは必ず確認したいポイントです。

どの専門学校でもある程度のオーディション対策はしていますが、やはり実績のあるアニソン専門学校はオーディション対策も万全です。

自己PRやオーディション時の立ち振る舞いの他にも、写真撮影時の服装やポージングに至るまで、オーディションについて細かい指導を受けられる専門学校を選びましょう。

オープンキャンパスに参加しよう

アニソン専門学校の選択で失敗しないためには、オープンキャンパスや学校見学に参加することも重要です。

オープンキャンパスでは普段の学生の様子を見ることができるので、学校生活のイメージがしやすくなります。

また、専門学校によって施設や設備の充実度は異なりますが、オープンキャンパスでは学校ホームページだけでは分からない雰囲気を感じることができるでしょう。

さらに、オープンキャンパスでは有名声優やアニソンシンガーなどの特別ゲストが登壇したり、ボイトレやアフレコなどの授業を体験することもできます。

講師や学生への質疑応答の時間が設けられることもあるので、不安に思っていることなどを聞けるチャンスもあります。

オープンキャンパスは各専門学校の違いを体感するだけではなく、本当にアニソン専門学校で学ぶべきかを再確認するいい機会でもあります。

アニソン専門学校の選択で失敗しないために、まずは気になるアニソン専門学校のオープンキャンパスに参加してみましょう。

アニソン専門学校の学費の相場はいくら?

東京にあるアニソン専門学校の学費の相場は、2年制で220〜290万円、3年制で330〜390万円といったところです。

ただし、専門学校の学費には、教材費や研修費などの費用が含まれている学校と含まれていない学校があるので注意が必要です。

専門学校によっては、授業料は安くても別途費用が高い場合もあります。教材費などの値段は学校によって異なるので、募集要項で詳細までしっかりと確認しましょう。

以下に、東京都内にあるアニソン専門学校の学費を一覧で紹介します。ここでは、基本的には教材費を含めた学費で比較しています。(一部を除く)

東京都内のアニソン専門学校の学費一覧

学校名2年間の学費3年間の学費
代々木アニメーション学院2,906,000円×
東京アニメーションカレッジ2,632,000円
(+教材費)
×
ESPエンタテインメント2,800,000円×
国立音楽院2,440,000円3,360,000円
東京声優・国際アカデミー2,260,000円×
東京アニメ・声優&eスポーツ専門学校×4,846,400円
東京クールジャパン2,541,000円
(+教材費)
×

※2024年3月26日時点の情報です。
※上記の学費に加えて別途諸費用がかかる場合があります。詳細は各専門学校の募集要項でご確認をお願いします。
※東京アニメ・声優&eスポーツ専門学校の学費は参考金額です。正確な学費については公式ホームページでご確認ください。

アニソン専門学校には学費サポートがある?

アニソン専門学校では、学費で困っている人のために、奨学金や教育ローンなどの学費のサポート体制が整っています。

奨学金や教育ローンは基本的には返済が必要ですが、一度にまとまったお金を用意しなくてもよいため、安心して学校生活を送ることができます。

また、条件を満たした学生を対象に、学費を減額する制度を設けている専門学校もあります。

例えば、AO入試で入学した場合や、兄弟・姉妹が同じ学校に通っている場合に、学費が減額される制度などがあります。

また、母子・父子家庭などの家庭環境に配慮した学費サポートもあります。

その他にも、特待生制度や新聞奨学生制度など、各専門学校に様々な種類の学費サポートがあります。

学費サポートは各アニソン専門学校によって内容が異なるので、気になる専門学校は資料を請求するなどして確認しておきましょう。

アニソン専門学校に入学するのは難しい?入試の難易度を解説!

アニソン専門学校の入試では、基本的に筆記試験や実技試験などは行いません。

アニソン専門学校の入試に多い審査方法は書類や面接で、実力よりもやる気や学習意欲を見られます。

アニソンについて本気で学びたいという意欲を見せることができれば、入学自体は難しくありません。

アニソン専門学校の倍率に関しては、確かなデータはありませんがおそらく高くはないでしょう。

ただし、募集が殺到すると定員で締め切られる場合もあります。行きたいアニソン専門学校が決まっている人は、特典の多いAO入試を利用して早めに手続きすることをおすすめします。

MEMO

アニソン専門学校には、アニソン歌手に必要なスキルを学べる環境が整っています。とはいえ、どのアニソン専門学校で学ぶのかで、将来を大きく左右する可能性もあります。各学校をしっかりと比較して、失敗のない学校選びで大きな夢を叶えましょう。

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おすすめアニメ専門学校一覧!学校評判や授業内容や学費も解説https://www.pac-ac.jp/anime-school.htmlSat, 15 Oct 2022 11:54:42 +0000https://www.pac-ac.jp/?p=2759

※本記事は声優アカデミア編集部が独自に制作しています。各事業者はコンテンツ制作に一切関与していません。本記事は広告を含みます。 アニメーターを目指せるアニメ専門学校はたくさんありますが、それぞれのアニメ専門学校にはどのよ ... ]]>

アニメーター
※本記事は声優アカデミア編集部が独自に制作しています。各事業者はコンテンツ制作に一切関与していません。本記事は広告を含みます。

アニメーターを目指せるアニメ専門学校はたくさんありますが、それぞれのアニメ専門学校にはどのような特徴があり、どのような違いがあるのでしょうか?

ここでは、後悔しないアニメ専門学校の選び方やおすすめの学校、メリットやデメリットの他に、各学校の学費やカリキュラムに至るまで詳しく解説しています。

アニメ業界へ就職するには?4つの方法を解説!

アニメ業界への就職といっても、アニメーターやCGデザイナー、撮影、アニメ監督など様々な分野のお仕事があります。

技術を身に付けてアニメ業界に就職するためには、どのような進路へ進むのがよいのでしょうか?

アニメ業界へ就職するためには、以下の4つの方法があります。

  • 独学
  • オンライン講座
  • 大学
  • 専門学校

どの進路を選択しても、アニメ業界へ就職するために必要な技術をある程度は身に付けることができるでしょう。

ただし、アニメ業界への就職に強いのは、やはりアニメ専門学校への進学です。

4つの方法を見比べながら、アニメ専門学校がおすすめな理由を確認していきましょう。

独学で学ぶ

独学で学ぶ人

独学は型にはまることなく独創性を大切にできる勉強法です。また、経済的な面で一番負担の少ない勉強方法でもあります。

一方で、独学は自分に足りない技術や改善点を見つけにくいという欠点があります。

経験者から指導を受けたり、自分の作品に対する指摘を受けることは、独学よりも早く確実なスキルアップに繋がります。

特にアニメーターは仕事の早さと正確さを求められる職業でもあるので、熟練者から現場で役立つテクニックを学んだ方が、アニメ制作会社に就職した後も即戦力になりやすいでしょう。

また、アニメ制作会社の特徴や会社情報などは、個人で調べるには限界があります。業界に関する情報量の少なさは独学で学ぶデメリットの一つです。

オンラインレッスンで学ぶ

オンラインレッスン

オンラインレッスンは学校に通学するよりも学費が安く、時間や場所を選ばずに勉強できるのがメリットです。

一方、対面授業の方が細かなアドバイスを受けやすく、技術の向上が早いことは言うまでもありません。

また、オンラインレッスンでは技術の習得はできても、本格的な就職サポートまで行ってくれるところはほとんどありません。

独学同様に、アニメ制作会社に関する企業情報を入手しづらい点もデメリットです。

美大に進学する

絵を描く学生

アニメーターになるためには、美大とアニメ専門学校で迷う人も多いのではないでしょうか?

美大とアニメ専門学校の大きな違いの一つは、入学時に技術審査があるかどうかです。

美大に入るためには厳しい技術審査があるため、美大予備校などである程度技術を身に付けてから受験する人が多いです。
アニメーターになるためには、場合によっては遠回りになるかもしれません。

また、アニメ制作だけを専門的に学べる美大は少ないです。この点も大学とアニメ専門学校の大きな違いと言えるでしょう。

最近ではアニメについて学べる大学も増えていますが、大学は一般科目を学ぶ時間も多いです。

美大や大学は、アニメに限らず幅広い知識を身に付けたい人におすすめの進路です。

アニメ専門学校に進学する

アニメ専門学校は、4つの方法の中でも最も職業訓練的な要素が強いです。

アニメ専門学校の授業は、アニメ制作の現場で役に立つノウハウを中心にカリキュラムが組まれており、即戦力となるための教育が行われます。

アニメ制作会社によっては、新人を教育する環境が整っていないため、即戦力として訓練されたアニメ専門学校の卒業生を欲しがる会社もあります。

専門学校と大学では、大学の方が教育レベルが高い印象を持っている方も少なくないようですが、アニメーションに関しては専門学校で教わることの方がより実践的です。

また、大学は4年制であるのに対して、専門学校は2年制の学校が多いので、早くアニメ制作の現場に出ることができます。

アニメ業界への就職を希望しているのであれば、アニメ専門学校が一番の近道といえるでしょう。

実際に、人気アニメの監督や演出家の中にも、専門学校卒の方がたくさんいます。

アニメ専門学校のメリットとデメリット

アニメ制作会社への就職に強いアニメ専門学校ですが、メリットだけではなくデメリットも存在します。

ここからは、アニメ専門学校のメリット・デメリットについて解説していきます。

アニメ専門学校に行くメリット

メリット

  • アニメ業界への就職に強い
  • 業界情報を知ることができる
  • 現場で役立つ知識や技術を学べる
  • 初心者でも基礎から学べる
  • アニメ業界の人脈ができる

アニメ専門学校の大きなメリットは、やはりアニメ業界への就職に強い点です。

アニメ専門学校では、アニメ業界で即戦力となるようなカリキュラムが組まれています。

アニメ制作会社が即戦力となる人材を求めて、アニメ専門学校に求人をかけることも少なくありません。

アニメ専門学校の講師には、アニメ業界のことをよく知る現役のプロが採用されることが多いです。

そのため、リアルな業界情報を得ることや、現場で役立つスキルを学ぶことができます。

また、企業案件やインターンシップなどがある学校では、実践的に学ぶことができるのもアニメ専門学校のメリットです。

その他にも、入学の際に実技試験がないので初心者でも基礎から学べる点や、アニメ業界への人脈作りができる点もアニメ専門学校のメリットと言えるでしょう。

アニメ専門学校に行くデメリット

デメリット

  • 遊んで終わる可能性がある
  • 学生のモチベーションにばらつきがある
  • アニメーターになれるとは限らない

アニメ専門学校は誰にでも入学できるので、アニメ業界への就職に強い関心を持っていない生徒でも入学が可能です。

アニメ業界への就職に対するモチベーションが低い学生が多いと、他の学生にまで悪影響を及ぼす可能性があります。

環境に左右されない強い志があれば問題ありませんが、意欲的な学生が少ない専門学校ではモチベーションを保ちづらいことは否定できません。

遊んで終わるだけの学生生活となってしまっては、アニメ専門学校に来る必要がなかったと後悔する可能性もあるでしょう。

本気でアニメーターを目指している人は、アニメ業界への就職を多く勝ち取っている専門学校や、アニメ業界からの評判が良い専門学校を選ぶのがおすすめです。

中にはアニメ業界への就職よりも一般就職に力を入れている専門学校もあるので、本気でアニメ業界への就職を考えている人は専門学校の見極めが大切です。

また、アニメ専門学校に入学したからといって必ずアニメーターになれるわけではありません。

アニメ業界への就職に強いとは言え、一般就職に関しては、大卒よりも学歴という武器が少ない点で不利な面も出てきます。

進路に迷いがある人は、一般就職に関しても就職サポートが手厚い専門学校がおすすめです。

おすすめのアニメ専門学校はココ!

おすすめのアニメ専門学校は選ぶポイントによって変わりますが、ここではアニメーターの輩出実績が多く、評判の良いアニメ専門学校を紹介します。

各学校の特徴などを比較しながら、後悔のない専門学校選びをしましょう。

また、気になるアニメ専門学校は資料を取り寄せたり、体験入学に参加してみることもおすすめします。

代々木アニメーション学院

代々木アニメーション学院

アニメの専門学校といえば、代々木アニメーション学院を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?

代々木アニメーション学院は、長年にわたりアニメに関わる人材を育成してきた歴史があります。

アニメ業界への就職実績が高く、現在日本で作られているほとんどのアニメ作品に代々木アニメーション学院の卒業生が関わっているとも言われており、アニメの学校として評判のよい学校です。

また、代々木アニメーション学院の卒業生には、アニメ業界の著名人もたくさんいます。

そのため、代々木アニメーション学院はアニメ業界に太いパイプがあるとも言われています。

代々木アニメーション学院の一番の特徴は、卒業生実績もさることながら、アニメに特化した学校だからこそできる「学科の細分化」です。

アニメ制作の現場では、動画マンや原画マン、背景、CG、音響など作業が細かく分担されており、一人がすべての作業を行うことはほとんどありません。

各セクションで求められる能力は全く違うので、何でもできる人よりも、一つの分野を専門的に学んだ人の方が重宝される傾向があります。

こうした背景を受けて、代々木アニメーション学院は専門性の異なる7つの分野に分けて、それぞれでプロフェッショナルを育成する教育を目指しています。

一つの学校でこれだけ専攻が分かれているのは珍しく、アニメについて専門的に教育できる環境が整っていると言えるでしょう。

また、代々木アニメーション学院では、地方校でも東京校と同様のカリキュラムで学ぶことができるのも評判のポイントです。

アニメ専門学校への進学を考えている人は、代々木アニメーション学院も検討してみることをおすすめします。

学校名代々木アニメーション学院
学科【アニメーション学部】
アニメーター科
アニメ背景美術科
アニメ監督・演出科
アニメ音響科
アニメ3DCG科
2年間の学費2,983,000円
校舎東京/池袋/大阪/なんば/名古屋/福岡/札幌/仙台/広島/金沢/フルリモート

※2024年3月26日時点の情報です。

アミューズメントメディア総合学院

アミューズメントメディア総合学院

実践的なアニメーションの学習で評判が良いのは、アミューズメントメディア総合学院です。

アミューズメントメディア総合学院は、アニメ専門学校の中ではそれほど歴史が長い学校ではありませんが、多くの卒業生を輩出している学校の一つです。

入学後すぐに実際の現場と同じアニメの制作工程に沿って授業が進められます。プロのアニメ制作と同じ行程を踏むことで、実践的な技術を身に付けることができます。

アミューズメントメディア総合学院ではアニメを作る全工程を学んでから、「作画中心」と「演出中心」のコースに分かれ、それぞれの分野をより深く学びます。

代々木アニメーション学院ほど専攻が細かく分かれていませんが、どの職種を目指したらいいのか分からないという方にはおすすめです。

また、アミューズメントメディア総合学院は企業のインターンシップにもかなり積極的な学校なので、実践教育に興味がある人にはおすすめの学校です。

ちなみに、アミューズメントメディア総合学院と代々木アニメーション学院は、どちらも一般企業が運営している学校です。

無認可校と聞くと認可校より劣るイメージがあるかもしれませんが、エンタメ業界では無認可校の評判が良い傾向にあります。

例えば、認可校はカリキュラムや講師の採用などに制限がありますが、無認可校はカリキュラムや講師の変更に制限が無く、トレンドや現場の声を授業に反映しやすいという違いがあります。

アミューズメントメディア総合学院も自由度の高い企業校で、アニメ業界への就職実績も多いので、学校の評判が良いと考えられます。

初心者からプロのアニメーターを目指すのであれば、アミューズメントメディア学院や代々木アニメーション学院のような実績の多い企業校がおすすめです。

学校名アミューズメントメディア総合学院
学科【アニメーション学科】
アニメーター・監督専攻
制作・プロデューサー専攻
【ゲーム・アニメ3DCG学科】
2年間の学費2,460,000円
校舎東京/大阪

※2024年3月26日時点の情報です。

日本電子専門学校

日本電子専門学校公式サイト

日本電子専門学校は、長年アニメーションの教育を行っている専門学校です。新宿に校舎があり、交通の便が良いのも特徴の一つです。

学費はアニメ専門学校の中では平均的な金額のため、通いやすい専門学校といえるでしょう。

日本電子専門学校では、主に手書きのアニメーションについて学ぶ「アニメーション科(2年制)」と、CGを中心に学ぶ「アニメーション研究科(3年制)」を選択することができます。

アニメーション科では手書きアニメーションに重きをおいており、デッサン力や動的表現を幅広く身につけることができます。

最近のアニメ専門学校のカリキュラムでは、CGやデジタルの授業が目立ちますが、実際の現場ではまだまだ手書きデッサンの技量も求められています。

日本電子専門学校は、デッサンを丁寧に学んでいくことで基礎力が身につくという点で、評判の良いアニメ専門学校の一つです。

常任講師に有名アニメーターがいるわけではなさそうですが、特別講演の際には映画監督の講義を聞けることもあります。

過去には、映画やゲームの制作に参加する機会もあり、エンタメ業界とのつながりもある専門学校です。

卒業生実績も豊富で、有名アニメ作品にも多数参加しています。

生徒数が多いわけではありませんが、アニメ制作会社にコンスタントに内定を決めるなど評判の良い専門学校の一つです。

学校名日本電子専門学校
学科アニメーション科(2年制)
アニメーション研究科(3年制)
2年間の学費2,642,800円
3年間の学費3,883,200円
校舎東京(大久保)

※2024年3月26日時点の情報です。

東京アニメーションカレッジ専門学校

東京アニメーションカレッジ専門学校もまた歴史のあるアニメ専門学校です。

東京アニメーションカレッジ専門学校では、2年制と3年制のクラスから選択することができます。

2年制ではアニメーションまたはCGについて学ぶことができます。
アニメーションとCGのどちらか一方を選ばなくてはいけませんが、一つの分野を専門的に学べる点がメリットです。

3年制はアニメ監督や演出家など、プロデュース業をメインに学ぶ学科です。
3年制のコースでは、アニメーションやCGも一通り学んだ上で、プロデュース業についても学んでいきます。

東京アニメーションカレッジ専門学校は歴史の長い学校だけあって、アニメ業界で活躍する卒業生も見受けられます。

アニメ監督や美術監督がゲスト講師として登壇する機会もあり、アニメーターを目指す上でモチベーションを保ちやすい環境でもあります。

ただし、専門学校が公開している情報によると就職率が70%台の年度もあり、就職率だけを見ればそれほど高い印象ではありません。

アニメ制作を基礎から学べる環境は整っているので、就職に関しては個人の積極性が必要になる学校といえるかもしれません。

学校名東京アニメーションカレッジ専門学校
学科【総合学科/3年制】
総合アニメーションコース
【アニメーション学科/2年制】
アニメーターコース
CGアニメーションコース
2年間の学費2,632,000円
3年間の学費3,882,000円
校舎東京(高田馬場)

※2024年3月26日時点の情報です。

東放学園映画専門学校

東放学園映画専門学校公式サイト

東放学園映画専門学校は、TBSの教育事業本部が前身となる東放学園系列の学校です。有名な卒業生では、映画監督の堤幸彦氏や行定勲氏を輩出しています。

学校名に映画とつくだけあって、映像制作に力を入れている専門学校です。

東放学園映画専門学校の一番の特徴は、「アニメーション作画」と「CG」が一つの学科に集約されていることです。

アニメーション作画もCGも専門的な分野なので、他のアニメ専門学校では専攻が分かれることが多いです。

様々な分野を総合的に学べるというメリットがある一方で、一つの分野を専門的に学びたい学生には物足りない可能性もあります。

そのため、東放学園映画専門学校はアニメーションの作画やCG技術を専門的に学びたい人よりも、全体を把握して制作の進行をおこなうプロデューサーや脚本、演出、監督などに興味がある人におすすめの学校です。

卒業生実績では有名企業への採用も勝ち取っていますが、就職率だけを見るとそれほど高い実績ではありません。

留学生が約4割ほど在籍している年度があったり、アニメーターの雇用形態が業務委託(フリーランス)が多いことが、就職率に反映しない理由としても考えられます。

とはいえ、就職実績は将来を考える上では無視できないポイントです。
東放学園映画専門学校が気になる人は、卒業生がどんな進路をたどっているのか、オープンキャンパス等で詳細を確認するとよいでしょう。

学校名東放学園映画専門学校
学科アニメーション・CG科
2年間の学費2,673,610円
校舎東京(西新宿)

※2024年3月26日時点の情報です。

HAL東京

HAL東京

HAL東京は、新宿駅から徒歩3分の距離にある校舎建物が印象的な専門学校です。年度によっては4割ほどが留学生ということもあり、グローバルなアニメ専門学校です。

HAL東京では2年制と4年制から選択する方式を取っており、2年制はCG、4年制はデジタル作画やアニメーションを学ぶカリキュラムです。

2年でデジタル作画やアニメーションを中心に学べる学科がないので、専門学校選びの際には注意が必要です。

HAL東京の特徴はCG技術に強いことです。常任講師にもCG技術に優れた講師が採用されている印象です。

CGよりも手書きアニメーションを学びたい人は、「デッサンの授業はあるのか?」「講師にはどんなアニメーターがいるのか?」の2点は入学前に確認しておきたいポイントです。

また、HAL東京では「完全就職保証制度」と「国家資格 合格保証制度」という独自のバックアップ体制をとっています。

「完全就職保証制度」により、4年制では卒業者全員が就職するという高い就職率(参照:令和3年11月1日職業実践専門課程の基本情報)を残していますが、就職先はアニメ制作会社よりもゲームやCG関係の企業が多い傾向があります。

また、HAL東京のデメリットとしては、学費がかなり高額なことです。

例えば、入学金は30万円と他のアニメ専門学校の平均よりも10万円以上高くなります。年間の学費も東京にあるアニメ専門学校の中でも最上位ともいえる高さです。

デジタル作画やアニメーター専攻を選択した場合は4年制になるので、なおさら高額な学費になります。

学費が高い代わりにどのようなメリットがあるのか、入学前に他のアニメ専門学校ともよく比較検討してみることをおすすめします。

学校名HAL東京
学科【CG・デザイン・アニメ4年制学科 アニメーションコース】
アニメーター専攻
デジタル作画専攻
【CG・デザイン・アニメ4年制学科 CG映像コース】
3DCGクリエイター専攻
VFXアーティスト専攻
【CG学科/2年制】
CGアニメーション専攻
2年間の学費約290万円
4年間の学費約580万円
校舎東京(新宿)

※2024年3月26日時点の情報です。

日本工学院専門学校

日本工学院専門学校公式サイト

日本工学院専門学校は、34学科99コースを持つ大型の専門学校です。こちらのページでご紹介している専門学校の中で唯一、エンタメ以外にも多方面の分野の学科がある専門学校です。

校舎は蒲田と八王子のいずれかになります。どちらの校舎も都心から離れた地域のため不便さがある一方で、敷地面積が広いのは魅力です。

特に八王子校は大学キャンパスのような雰囲気を持っています。多方面の分野の学生が集まるので、他のアニメ専門学校とはまた違った校風になるでしょう。

日本工学院専門学校のアニメーションコースは、2年制と4年制から選択することができます。

4年制では画力の基礎をしっかりと身につけて、3DCGを取り入れた技術まで深く学ぶことができます。

ただし、アニメーターはできるだけ早くプロの現場に入る方が良いという意見もあります。

2年でCG技術も学べる代々木アニメーション学院やアミューズメントメディア総合学院に比べて、4年で学ぶことにはどんなメリットがあるのか、しっかりと検討しましょう。

また、日本工学院専門学校では多くの学生が「ビジネス著作権検定 BASIC」を受験するなど、資格取得に積極的なのも特徴の一つです。

ただし、就職率が特段に高いというわけではなく、年度によっては卒業生の半数程度しか就職が決まっていないということもあるようです。

また、他のアニメ専門学校と比べて、アニメ業界の第一線で活躍している卒業生は多くはないイメージです。

カリキュラムとしてはインターンシップ制度も導入していますが、実施例が多くはないのが現状のようです。

日本工学院専門学校の学費はアニメ専門学校の中でも高い方なので、就職率や就学期間、インターンシップの実施例などを元に、他校と比較検討してみると良いでしょう。

学校名日本工学院専門学校
学科【マンガ・アニメーション科】
アニメーションコース(2年制)
アニメーションコース(4年制)
2年間の学費2,645,690円
4年間の学費5,089,200円
校舎東京(蒲田・八王子)

※2024年3月26日時点の情報です。

失敗しないアニメ専門学校の選び方

三枚のドア

アニメ業界に就職したいのであればアニメ専門学校がおすすめです。とはいえ、アニメ専門学校であればどこでもいいわけではありません。

失敗しない学校選びをするために、チェックしておきたいポイントは以下の通りです。

  • 卒業生実績
  • アニメーション作画かCG作画か
  • 講師
  • カリキュラム
  • 校風
  • 学費
  • 認可校と無認可校
  • 学校の公開情報
  • 就職率

①卒業生実績

アニメ専門学校にとって、卒業生実績はその学校の成績表といっても過言ではありません。
その学校からどれだけの卒業生がアニメ業界に進み、どんな卒業生が活躍しているのかを調べておくと良いでしょう。

卒業生の活躍は、専門学校にとっても高い宣伝効果があります。そのため、卒業生実績が良いアニメ専門学校は、学校公式サイトなどで実績を公表している場合が多いです。

一方で、公式サイトやパンフレットで卒業生実績を公表していない専門学校や、大まかな就職率だけを掲載している学校は、実績がそれほど良くない可能性があるので注意しましょう。

活躍する卒業生の名前が掲載されている専門学校は、最も信憑性が高いです。

卒業生実績を就職率〇〇%や、採用企業の掲載のみで紹介している専門学校は、具体的にどんな作品に関わった卒業生がいるのか、どの企業への就職が多いのか、詳しく確認しておくと良いかもしれません。

卒業生実績は、その学校の教育力を測る手段でもあります。学校選びで後悔しないためにもしっかりとチェックしておきましょう。

②アニメーション作画かCG作画か

アニメ制作と一言で言っても、手書きで描いていく手法と、CGで描いていく手法とがあります。どちらもアニメ制作の現場で使われている手法ですが、それぞれ必要な知識も技術も異なります。

そのため、アニメーション作画とCG作画のどちらを主に学びたいのかによって、選択するべきアニメ専門学校や専攻は変わります。

アニメ制作の現場は基本的に分業制になっています。手書きかCGかに限らず、自分が一番やりたい仕事について学べる専攻を選ぶのが望ましいです。

例えば、代々木アニメーション学院はアニメ専門学校の中でも細かく専攻が分かれている学校で、アニメに関する様々な分野について専門的に学べると評判です。

学びたい分野が決まっている人は、コースが細かく分かれている専門学校の方が、効率よく専門性の高い技術を身に付けることができます。

反対に、どんな仕事をやりたいのかまだ具体的には分からないという人は、手書きに興味があるのかCGに興味があるのかだけでも考えてみると良いでしょう。

③講師

講師は専門学校を選ぶ上でとても大切なポイントになります。以下のポイントに注意して、アニメ専門学校の講師を比較するとよいでしょう。

  • アニメーターの経験はあるか?
  • どんな作品を手がけた講師か?
  • 専任講師は何人いるのか?
  • 現役引退している講師ばかりではないか?

アニメーターとして基礎を身に付ける段階で、どんな講師からどんなことを学ぶのかで将来が大きく変わる可能性もあります。

アニメ専門学校として実績がある学校には、良い講師が必ずいます。

現役アニメーターの講師や、アニメーターとしての活動実績が豊富な講師は、現場で役立つ技術や考え方を教えることができます。

講師を比較する際は、アニメーターとしてどんな作品に携わってきた人物なのかを比較するとよいでしょう。

また、有名アニメーターを講師として紹介している場合でも、常に教壇に立つ常勤講師ではなく、ゲスト講師の可能性もあります。

ゲスト講師は、年に数回あるような特別授業のみでの講義になります。

毎日の授業を担当するのは常勤講師なので、アニメ専門学校の講師を比較をする際は常勤講師について調べてみるのが良いでしょう。

④カリキュラム

次に確認しておきたいポイントは、「何を教わることができるのか?」ということです。

例えば、アニメーターに必要な能力には以下の5つがあります。

  • 正確に模写するデッサン力
  • 物や人物をさまざまな角度から描く技術
  • 動作を的確に表現するための観察力
  • 作業スピード

上記の能力を身に付けられるカリキュラムが整っているかを確認しましょう。

特に模写と作業スピードは、アニメ制作の現場で最初に求められるスキルです。

また、アニメーターの採用試験では、ポートフォリオ(作品集)の提出を求められることが多いです。

企業によって高く評価されるポートフォリオは異なるので、企業に合わせたポートフォリオ対策を指導してもらえる専門学校を選ぶのも良いでしょう。

アニメ業界への就職に強い専門学校であれば、ポートフォリオ対策にも期待できます。

また、職種によって身に付けるべき技術や知識は異なります。希望の職種が決まっている人は、専門学校のカリキュラムで必要なスキルを学べるかどうかも確認しておきましょう。

⑤校風

校風は学校ホームページやパンフレットを見ているだけでは、なかなか掴めません。

説明会やオープンキャンパスに参加し、教員や在校生の話を聞くことで体感できる部分が大きいでしょう。

「真面目そう」「厳しそう」「楽しそう」「活発そう」など、何となく感じた感想も専門学校を選択する際には大きな判断基準となります。

将来を決める大切な学校選択なので、少なくとも2校くらいはオープンキャンパスに参加し、学校の雰囲気を比較してみましょう。

⑥学費

学費は安ければ安い方が経済的な面で助かります。
とはいえ、学費だけで学校を選択することはあまりおすすめできません。

学費が安いアニメ専門学校は、設備投資や講師の質、就職サポートの面で不十分な可能性も考えられます。

数万円の差で、アニメ業界への就職の可能性が変わることも考えられます。一方で、学費が高いだけで卒業生実績が十分ではない専門学校にも要注意です。

狭き門であるアニメ業界を目指すのであれば、学費ではなく実績やカリキュラムで学校を比較するのが望ましいです。

近年はアニメ専門学校の学費サポートも充実しているため、学費が心配な方は学費サポートも活用しながら後悔のない学校選択を行いましょう。

⑦認可校と無認可校

アニメーターを目指せる学校の中には、認可校と無認可校があります。

認可校とは、都道府県から認可された学校で、校名に専門学校と付けることができます。

一方、無認可校は都道府県からの認可を受けていない学校で、正式には専門学校と名乗ることはできません。教育施設やスクールのような扱いになります。

アニメ専門学校といわれる有名校の中にも、無認可の学校があります。代表的なのは代々木アニメーション学院やバンタンゲームアカデミーでしょう。

無認可校というと認可校よりも劣っているようにも聞こえますが、アニメやエンタメなどの業界では、無認可校の方が評判が良い傾向にあります。

その理由は、国の細かな基準に縛られることなく、柔軟なカリキュラムを組めるためです。

認可校ではカリキュラムや講師の変更などに申請や許可が必要になり、時間がかかる傾向にあります。

一方、無認可校では国の許可を必要としないため、業界のトレンドをいち早く授業に取り入れることができます。

実際に、無認可校である代々木アニメーション学院は、アニメや声優の分野で多くの卒業生を輩出しており、各業界で教育力を高く評価されています。

⑧学校の公開情報

専門学校の名前がついている認可校は、学校の情報を公開する義務があります。

生徒数、常任講師の人数、卒業生の人数、就職者数や就職率、さらには中退者数に至るまで、明確な情報を公開する必要があります。

各校のホームページで公開されている「職業実践専門課程の基本情報」で確認できるので、アニメ専門学校の比較材料とすると良いでしょう。

⑨就職率

学校ホームページで大々的に書かれている就職率は、就職を希望した人に対する就職者の割合を打ち出している場合が多いです。

例えば、就職率100%をうたっていても就職希望者が少ないだけで、卒業生全員に対しての就職率は半数以下というケースも少なくありません。

正確な就職率は、各校のホームページで公開されている「職業実践専門課程の基本情報」を参考にするとよいでしょう。

「職業実践専門課程の基本情報」には卒業生全員に対する就職率が掲載されているので、専門学校のリアルな就職率を確認することができます。

実際に、就職率100%と紹介している学校の「職業実践専門課程の基本情報」を見てみると、就職希望者がたった1名だったということもあります。

就職率はわかりやすい指標でもありますが、学校資料やオープンキャンパスで詳細を確認してみることをおすすめします。

アニメ専門学校の学費の相場はどのくらい?

学費

東京のアニメ専門学校の2024年度生の学費を参考に、学費の相場を見ていきましょう。

アニメ専門学校の2年間の学費総額は、おおよそ250万円〜300万円となっています。

学費の内訳は、初年度の学費が入学金込みで130万円〜160万円。2年次の学費がおおよそ120万〜140万円といったところです。

アニメ専門学校では上記の学費以外にも、教材費や合宿代、校友会費、卒業準備金などが別途かかる場合があります。

授業料が安い専門学校でも、諸費用を足していくとそれほど安くはなかったというパターンもあります。

アニメ専門学校の学費を比較する際は、別途必要な諸費用までしっかりと確認しておくことをおすすめします。

また、アニメ専門学校ではパソコンや周辺機器、有料ソフトなどが必要になります。

これらはアニメーションについて学ぶ上で必需品となるので、初期費用がかかるということも理解しておきましょう。

このように、アニメ専門学校ではある程度のお金がかかりますが、各専門学校では奨学金や教育ローンなど、学費サポートを充実させています。

学費が心配な方は、進学を考えている学校にどのような学費サポートがあるのか、早めに確認しておきましょう。

各アニメ専門学校の学費一覧

代々木アニメーション学院2,983,000円 / 2年間
アミューズメントメディア総合学院2,460,000円 / 2年間
日本電子専門学校2,642,800円 / 2年間
3,883,200円 / 3年間
東京アニメーションカレッジ2,632,000円 / 2年間
3,882,000円 / 3年間
東放学園映画専門学校2,673,610円 / 2年間
HAL東京約2,900,000円 / 2年間
約5,800,000円 / 4年間
日本工学院専門学校2,645,690円 / 2年間
5,089,200円 / 4年間

アニメ専門学校に入学するのは難しい?入試の難易度を解説!

合格者と不合格者

アニメ専門学校の入試では、筆記試験や実技試験を行わない学校がほとんどです。

アニメ専門学校の審査方法は書類や面接が一般的で、実力よりも学習意欲が求められています。

そのため、アニメについて学びたいという意欲さえあれば、誰にでも入学できるといっても良いでしょう。この点は、入試で実技審査が行われる美術大学との大きな違いと言えます。

ただし、アニメ専門学校でも特待生制度を利用する場合は、作品提出などの実技審査が行われることがあります。

また、アニメ専門学校の倍率に関しては、公開されているデータはほとんどありませんが、それほど高くはないでしょう。

アニメ専門学校ではAO入学を利用する人がほとんどなので、行きたい専門学校が決まっている人は早めにエントリーすることをおすすめします。

アニメ専門学校の就職先と仕事内容

アニメ専門学校の就職先として多いのは、アニメプロダクションやアニメ制作会社です。

また最近では、ゲームソフトやネットコンテンツの制作会社などでも求人があり、アニメ専門学校の卒業生の活躍の場が広がっています。

アニメ業界といっても職種は様々です。代表的なのはアニメーターですが、その一つをとってもベースとなる絵を描く「原画マン」と、原画をもとに少しずつポーズや構図の違う絵を描き、動きを足していく「動画マン」と呼ばれる職種に分かれます。

アニメーターとして採用されると、最初は動画マンとして実績をつんでいき、実力が認められると原画を任されるようになります。

その後は重要なシーンの作画や、キャラクターデザインなどにステップアップしていくことになるでしょう。

アニメーターから監督になった人もいて、経験を積むことで仕事の幅は広がっていきます。

CGや背景デザイン、撮影や音響など他にも様々な職種があるので、どんな職種でアニメ業界に就職したいのかを考えておくと良いでしょう。

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声優マネージャーを目指すなら専門学校へ!おすすめ学校を徹底比較!https://www.pac-ac.jp/manager.htmlThu, 25 Aug 2022 13:51:34 +0000https://www.pac-ac.jp/?p=2739

※本記事は声優アカデミア編集部が独自に制作しています。各事業者はコンテンツ制作に一切関与していません。本記事は広告を含みます。 声優マネージャーになるには、どんなスキルが必要になるのでしょうか?それらのスキルはどこで学ぶ ... ]]>

※本記事は声優アカデミア編集部が独自に制作しています。各事業者はコンテンツ制作に一切関与していません。本記事は広告を含みます。

声優マネージャーになるには、どんなスキルが必要になるのでしょうか?それらのスキルはどこで学ぶことができるのでしょうか?

近年、声優マネージャーになるための専門学校がいくつか開校しています。ここでは、声優マネージャーになるための専門学校と、各学校の特徴について詳しく解説していきます。

声優マネージャーになれる専門学校はココ!

声優志望者が増える中で、声優マネージャーという職業にも注目が集まっています。それに伴い、声優マネージャーを育成する専門学校も登場しました。

声優マネージャーというお仕事は、専門的な知識が必要なお仕事なので、専門学校でマネジメントの基礎から学ぶのがよいでしょう。

声優マネージャーを目指せる専門学校には以下の4校があります。

代々木アニメーション学院 「芸能マネジメント科」

代々木アニメーション学院

  • マネージャー業を専門的に学べる数少ない学校
  • 有名声優を多数輩出した実績ある学校
  • 全国主要都市に校舎のある学校

声優マネージャーの仕事は、声優を売り出すことです。そのため、声優マネージャーの専門学校に入学するなら、声優を売り出すノウハウや、業界との太いパイプがある専門学校がおすすめです。

代々木アニメーション学院は、有名声優を多く輩出してきた歴史のある専門学校です。国内で制作されている年間200本以上のアニメ作品のほとんどに、代々木アニメーション学院の卒業生が関わっていると言われています。

声優育成の実績から見ても、声優を売り出すノウハウや業界へのパイプがあると考えられるため、声優マネジメントを学ぶのに適した専門学校といえるでしょう。

代々木アニメーション学院には、元AKB48の指原莉乃がプロデュースしたアイドルグループ「=LOVE」が所属しています。

そのため、声優のマネジメントに必要な知識や、現場でのマネージャーの仕事を効率良く学ぶことができます。

また、代々木アニメーション学院は全国の主要都市に校舎があるため、通いやすいのも他校と比較しておすすめのポイントです。

専門学校で2年間しっかりとマネージャーの仕事を学びたいという人には、実践的なカリキュラムが用意されている代々木アニメーション学院がおすすめです。

代々木アニメーション学院のカリキュラム

1年次:業界ガイダンス、マネジメント基礎、SNSマーケティング、ビジネススキル

2年次:マネージャートレーニング、タレントプロデュース、ブランディング手法、マネジメント実務

東京アニメ・声優&eスポーツ専門学校 「声優マネジメント&イベント運営専攻」

東京アニメ・声優&eスポーツ専門学校

  • 声優マネジメント専攻は4年制
  • 声優を育成する学科のある専門学校
  • 有名声優の輩出実績はそれほど高くない

東京アニメ・声優&eスポーツ専門学校では、声優マネージャーを目指せる「声優マネジメント&イベント運営専攻」を開講しています。名称から声優のマネジメントに特化した教育を目的としていることがわかります。

東京アニメ・声優&eスポーツ専門学校は声優を育成する専門学校でもありますが、残念ながら有名声優の輩出実績はそれほど多くありません。

また、同じ滋慶グループの東京ダンス・俳優&舞台義芸術専門学校にも声優学科がありますが、こちらも声優輩出実績が多くないのは気になるポイントです。

また、声優マネジメント&イベント運営専攻は、4年制のコースなので他校よりも卒業が2年遅くなります。

他の専門学校よりも2年長く学生生活を送ることで、イベントの企画運営などの経験ができるという点はメリットですが、学費が高くなったり、声優マネージャーとしての就職が2年遅くなる点はデメリットといえます。

大阪には姉妹校の放送芸術学院専門学校があり、そちらでは2年制のタレントマネージャーコースが開校されているので、気になる人は比較検討してみるとよいでしょう。

ただし、こちらは声優マネージャーに特化したコースではありません。

東京アニメ・声優&eスポーツ専門学校のカリキュラム

プロダクションワーク業務全般、業界基礎知識、SNSマーケティング、Web制作、企画書作成・プランニング、グローバルコミュニケーション、コミュニケーションスキルアップ

東京アニメーションカレッジ専門学校 「声優学科」

東京アニメーションカレッジ専門学校公式サイト

  • 声優を育成する専門学校
  • 声優と声優マネージャーを同時に学ぶ専門学校

上記2校は声優マネージャーを育成するカリキュラムに特化しているのに対して、東京アニメーションカレッジ専門学校は、声優を目指しながら業界スタッフとしての就職も視野に入れたカリキュラムです。

声優とマネージャーの両方に興味があるという人には良いかもしれませんが、声優に関してもマネージャーに関しても、どの程度専門的に学べるのかは確認する必要があるでしょう。

声優マネージャ―としてたくさんの知識や経験を得たい人には、カリキュラムや授業内容が物足りないと感じる可能性があります。

東京アニメーションカレッジ専門学校のカリキュラム

声優実習、ボーカル、ダンス、演技実習、PCワーク、音響・照明、イベント企画制作、ビジネスマナー

バンタンクリエイターアカデミ 「クリエイター総合」

バンタンクリエイターアカデミー

  • YouTuberを育成する学校
  • 提携企業での長期有償インターンシップ
  • 最新のマーケティングやマネジメントを学ぶ

声優マネージャーに特化した専門学校はそれほど多くありません。

バンタンクリエイターアカデミーも東京アニメーションカレッジ専門学校と同様に、声優マネージャーを専門的に育成している学校ではありません。

1年目はクリエイターになるための授業を受け、2年次に選択クラスでマネージャー業務について学ぶことができます。

バンタンクリエイターアカデミーはYouTuberを育成する学校なので、声優マネージャーを目指す人にとっては遠回りに感じるかもしれません。

以前は、姉妹校であるバンタンゲームアカデミーに声優学科が設置されていましたが、有名声優の輩出実績はそれほど多くはなく、現在は声優学科は高等部のみとなりました。

とはいえ、バンタンクリエイターアカデミーは実践学習に重きを置いており、インターンシップが盛んな専門学校なので、興味がある方は資料請求してみるとよいでしょう。

バンタンクリエイターアカデミーのカリキュラム

1年次:クリエイターに必要な基礎知識

2年次:プロデューサー・マネージャー・マーケティング業務

声優マネージャーの専門学校を選ぶ際のポイント

声優マネージャーは、仕事をする上で資格が必要なわけではありません。しかし、声優の売り込みやマネジメントには、特別な知識やスキルが要求されます。

これらは独学で身につけるのは難しいため、経験が豊富な講師からノウハウを教わることが大切です。

また、声優のような業界では、他の業界にはないルールやマナーがあります。業界のルールを理解しているかどうかは、声優業界で仕事をしていく上でとても重要なことです。

そのため、声優マネージャーを目指すのであれば、声優業界のいろはを熟知している学校で学ぶことが望ましいと言えます。

これまでは、声優マネージャーの育成を専門的に行っている学校はほとんどありませんでした。

しかし、近年は声優業界の発展に伴い、声優マネージャーを育成する学科が増えてきています。

声優マネージャーに目標が定まっている人は、声優業界に詳しい専門学校でノウハウを学ぶことが得策と言えるでしょう。

声優マネージャーってどんなお仕事?

マネージャーと聞くとタレントさんに付きっきりでサポートしているイメージが強いと思います。声優マネージャーはイメージにあるお仕事以外にも、たくさんの業務をこなしています。

ここでは、声優マネージャーの仕事内容を具体的に見ていきましょう。

声優マネージャーの主な仕事内容

  • スケジュール管理
  • 現場への送迎
  • イベントなどの付き添い
  • 声優を売り出すプロモーション戦略
  • アニメ制作会社やテレビ局への営業活動
  • オファーへの対応や出演料の交渉
  • 出版物やSNSの内容の確認
  • 体調やメンタルをサポート

上記を見てわかるように、声優マネージャーのお仕事はプロモーション活動やスケジュール管理、心身の健康管理など多岐にわたります。

声優マネージャーは特別な資格が必要なお仕事ではありませんが、様々なスキルが要求される仕事であることは間違いありません。

声優マネージャーになるために必要なカリキュラムは?

声優マネージャーを育成する専門学校には、声優になるためのカリキュラムも含まれている学校もあれば、声優マネージャーに特化している学校もあります。

ここでは、声優マネージャーになるためにはどんな知識や能力が必要になるのか、カリキュラムについて見ていきます。

声優マネージャーの専門学校を選択する際には、以下のような授業がカリキュラムに採用されているかを事前に確認しておくとよいでしょう。

業界ガイダンス

業界ガイダンスでは声優業界を取り巻く現状について学びます。

プロダクションや担当声優の仕事の種類によって、マネージャーに求められる能力は変わります。

どのようなプロダクションを選ぶかでキャリアプランも変わってくるため、将来を決める上で学んでおきたい内容です。

声優業界に精通している講師から情報を得ることができるのは、専門学校の魅力ともいえるでしょう。

マネジメントの基礎

マネージャーが実際に行う仕事内容がどういったものかについて学びます。

さらに、仕事の様々な場面で必要になる基礎知識を学びます。

マネージャートレーニング

多忙な声優のスケジュール管理は、マネージャーのもっとも重要な仕事です。

担当声優のスケジュール管理を行いながら、打ち合わせやメールチェックなどの仕事もこなしていく必要があります。

SNSマーケティング​

多くの人が利用しているSNSは、声優マネジメントにも欠かせないツールです。

とはいえ、使い方を誤ると担当声優の評価を下げる可能性もあります。

有効で安全なマネジメントを行うために、SNSマーケティングは声優マネージャーにとって絶対に学んでおきたい必須カリキュラムの一つといえるでしょう。

プロデュース戦略

担当声優の進むべき方向性や売り出し方を考えるのもマネージャーの大きな役割の一つです。

イベント、ライブ、舞台、メディアへの露出方法や企業とのタイアップ等、プロデュース戦略について学ぶことができます。

ビジネススキル​

現場で求められる立ち振る舞いや人との接し方など、仕事に必要なコミュニケーション能力を培います。

名刺交換や電話対応等、社会に出るための基礎を学びます。​​

実務体験

学んだ内容をより深く理解するためには、マネージャーとしての実務経験が必要となるでしょう。

学校によってはイベントへの参加を通して、マネージャーの実務を体験することができます。

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声優を目指すなら専門学校と大学どっち!?声優の進路の選び方https://www.pac-ac.jp/college-university.htmlThu, 14 Jul 2022 02:24:54 +0000https://www.pac-ac.jp/?p=2678

声優を目指す人にとって、進路をどう選ぶかはとても大きな悩みでしょう。 声優専門学校に進むべきか、大学に進むべきか、もしくは声優専門学校と大学の両方に通うのか? このような声優の進路について、声優専門学校を卒業後、プロの声 ... ]]>

大学校舎

声優を目指す人にとって、進路をどう選ぶかはとても大きな悩みでしょう。

声優専門学校に進むべきか、大学に進むべきか、もしくは声優専門学校と大学の両方に通うのか?

このような声優の進路について、声優専門学校を卒業後、プロの声優として活躍する大草美樹さんに執筆していただきました。

声優の夢を叶えるために、これからの進路に迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

大草 美樹
幼少の頃より地元徳島で合唱や演劇、阿波踊りと様々な舞台経験を積む。その後、声優になりたいという思いから大阪にある声優専門学校へ。専門学校卒業後は声優事務所に所属し、関東を中心に声優、舞台女優として活動。現在はフリーの声優として自身の活動の幅を広げている。主演作品:「PARALLEL LIVE vol.12~暴走サブマリーン海底探索~サンリオピューロランド」水の精アポロン役、映画「絶滅動物」ピッピ役、FINE STATE-夢でも逢えたら(Official Music Video)くま役、ボイスコミック「メイドさんは食べるだけ」橘すずめ役
Twitter:@ohkusa_miki

声優を目指すなら専門学校と大学のどっちがいい?

声優専門学校と大学のどっちに行くべきか?結論から言うと、私は声優を目指すなら声優専門学校へ進学すべきだと思います。

この記事を見て下さっているのは恐らく、これから声優専門学校へ行くべきか、みんなと同じように大学へ行くべきかを迷っている高校生くらいの年齢の方だと思います。

私も高校生の時、皆様と同じ様に声優専門学校へ行くか大学へ行くか迷いました。私の場合、アニメがとにかく大好きで同時に声優という職業への憧れが強くあった時期でした。

当時私の通っていた高校は県内でも有名な進学校で、高校を選んだ理由なんて「家から近いから。」ただそれだけでした。

進学校と言うだけあって周りの子はほとんど大学進学を選んでいました。専門学校や就職を次の進路先として選ぶ生徒は少ない。そんな学校でした。

高校も地方なので声優の事を教えてくれる専門学校はなく、声優専門学校へ行くなら親元を離れて学校に通うのが絶対条件でした。

それでも私は声優専門学校を選びました。今この記事を読んでくれているあなたが本気で声優になりたいなら、私は声優専門学校に行くことはあなたにとってとても価値のある事だと思います。

声優専門学校に行くメリット

声優専門学校のレッスンの様子

  • 基礎から学べる
  • オーディションが開催される
  • 声優を目指す仲間に出会える

声優専門学校に行くメリットとしては、まず演技初心者でも基礎から学べるところです。私の通った声優専門学校では、まず基本となる発声練習から教わりました。

その他、柔軟やクラスの子と舞台を作ったり、声優を目指している子なら誰でもワクワクする授業が目白押しでした。

声優はマイク前で演技をするイメージですが、実際に体を動かして、自分の体がどう動くとどういう声が出るのかをわかっていないと、口先だけの棒読み芝居になってしまいます。
だからこそ、マイク前以外での授業の方が実は重要だったりするのです。

また、声優専門学校へ行くと、プロダクションや養成所へ入る為のオーディションが校内で開催される所が多いです。
プロダクションや養成所へ入ってそこから一握りの所属声優になり、声優として仕事をするのが一般的です。

そのため、校内でプロダクションのオーディションが開催されるのは、声優専門学校の大きなメリットといえます。

声優専門学校で出会う仲間は個性的な人が多く、夜更かしして夢を語りあったのは今でもいい思い出です。

声優専門学校に行くデメリット

デメリット

  • 大卒の学歴にならない
  • 声優になれない可能性もある
  • 声優=資格ではない

ここからは現実的なお話です。
メリットでも書いた様に声優になりたい!と夢を見て勇気を持って踏み出したあなたには、とっても楽しい学園生活が待っているでしょう。

でも、あなたが楽しく夢を見ている間に、大学を選んだ友達は一生懸命勉強して、将来就職をする時に役に立つ資格や大卒という武器を手に入れる事になります。

これは、声優を目指すのであれば絶対にぶつかる世間とのギャップです。

声優専門学校は大抵が2年制ですので、同級生が大学3・4回生として過ごしている間、プロダクションや養成所のレッスンと平行して仕事をしなければいけません。

家がとっても裕福な場合は別ですが、大抵の人はレッスンとバイトの同時進行で生活をしています。

こんなに勇気を出して声優専門学校を選んで頑張ったとしても、声優として1円も稼ぐ事なく業界を去って行く人はとっても多いです。

声優は資格ではありません。「声優向いてないな。やっぱり一般企業に就職しようかな?」と思った時、声優専門学校を卒業していても就職に役立つ資格はありませんし、大卒でもないのです。

大学に行くメリット

大学のキャンパス

  • 学歴や資格が残る
  • 親の理解が得られやすい
  • 世間体として印象が良い

大学に行くメリットとしてはやはり学歴がついたり、学部によっては資格が取れたりする所です。

仮に教師になる資格を取りたいとしましょう。教師になりたいから大学へ行かせて欲しいといえば、声優専門学校へ進学するよりも親の理解を得やすいと思います。

大学に行き資格をとってしまえば教師として就職する事ができます。給与面も声優よりも安定しますし、世間体としても印象がいいでしょう。

あなたのやりたい事が声優の他に何か安定した職業であるなら、そちらを優先して目指してみても良いかも知れません。

大学に通ったり、就職して働いているうちに、「やっぱり声優はいいかな。」と思うかも知れないし、就職した先が天職かも知れません。

こればっかりは実際に進んでみないと分からないし、実際私もキャンパスライフというものを経験したかったなという気持ちはあります。

声優専門学校を選んだ事に後悔はありませんが、一般的な大学生活は送っていないので憧れる気持ちはあります。

大学に行くデメリット

デメリット

  • 同世代の声優に遅れをとる
  • 声優という夢からは遠ざかる
  • 余計なお金がかかる

同世代の声優に遅れを取るというのは、大学へ進学する大きなデメリットです。

声優のアイドル化に伴い、声優であってもルックスや年齢がオーディションの審査基準になることは多くなりました。

事務所直結の声優養成所でも年齢制限をかけている所は多いですし、キャスティングオーディションに年齢制限があるものもあります。

あなたがどんな声優になりたいかにもよりますが、声優業界では若い=武器というのは間違いないです。

特に年齢が重要なのが女性です。高校卒業が18歳、専門卒業で20歳、プロダクションに入る頃には21歳になる子がほとんどです。

あなたが女性で、なおかつ声が高めの可愛い声なら、25歳までが勝負だと思ってください。

また、余計なお金がかかることもデメリットの一つです。

みんなが大学へ行くからという理由で大学に行くのなら、勉強は楽しくないでしょうし、中退でもしたならそれこそお金は勿体ないと思います。

大学卒業後に声優専門学校に行くのは可能?

大学卒業後に声優専門学校に行くことは可能です。

例えば、大学に行って教師になったけど「やっぱり声優になりたい!」と思ったなら、遅いスタートではありますが、働いたお金を貯めて声優専門学校へ通うこともできます。

実際に声優専門学校には、一度は就職したけどやっぱり声優を諦めきれなくて挑戦したい!と入学してくる生徒もいます。

そのため、年齢的なデメリットはあるものの、一度大学に入ってから声優専門学校へ入学するという進路も選択肢のひとつです。

一度取った資格や大卒という学歴は消えないので、声優がダメだった時に大学進学を活かした就職が可能です。

余談ですが、一度資格を取るルートを選択するなら、国家資格が良いと思います。

普通に大学に進学しても大卒という肩書きはできますが、その後声優専門学校に行って、プロダクションや養成所に通うとなると社会的ブランクが生まれます。

国家資格は年齢に左右されることが少ないため、就職という面では利点がある様に思います。

逆に、声優専門学校へ行って声優を目指したけど、やっぱり何か資格が欲しいという理由で大学へ通う人もいます。

皆さんには無限に選択肢がありますし、大学卒業後に声優専門学校に通うことも可能なので、今やってみたいと思う方へ進路を進めるのが最善だと思います。

声優専門学校と大学の両立は可能?

声優専門学校と大学の両立は、時間的に難しいと思います。

声優専門学校は通常週5日、大学並に授業があります。そのため、声優専門学校の週5日と大学の週5日の両立は時間的に難しいです。

しかし、方法は0では無くて、声優専門学校をメインで週5日通って、通信で大学の単位を取っていくスタイルなら同時進行も可能だとは思います。

また、大学に週5日通って、土日に声優養成所に通っている人もいます。

私が通っていた声優養成所には大学生もいて、午前中は大学、午後は声優養成所のレッスンを週1日ペースで受けていました。

また、週1コースや夜間コースを設けている声優の学校もあります。

声優の学校と大学の両立は、スケジュール次第だと思います。ただ、この選択をして危ないのが結局どっちつかずになってしまう事です。

どっちも頑張れる器用な方なら良いですが、声優専門学校でも大学でも課題が出ると思いますので、いっぱいいっぱいになって課題をこなせない様なら本末転倒になりかねません。

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声優専門学校の年齢制限は何歳?気になる学生の年齢層も解説https://www.pac-ac.jp/age-limit.htmlTue, 12 Jul 2022 13:59:42 +0000https://www.pac-ac.jp/?p=2654

※本記事は声優アカデミア編集部が独自に制作しています。各事業者はコンテンツ制作に一切関与していません。本記事は広告を含みます。 声優専門学校に入学するには、年齢制限はあるのでしょうか?30代や40代を過ぎても声優専門学校 ... ]]>

声優が使うマイク
※本記事は声優アカデミア編集部が独自に制作しています。各事業者はコンテンツ制作に一切関与していません。本記事は広告を含みます。

声優専門学校に入学するには、年齢制限はあるのでしょうか?30代や40代を過ぎても声優専門学校に入ることはできるのでしょうか?

ここでは、声優専門学校の年齢に関する疑問を全て解決していきます。

声優専門学校の年齢制限や学生の平均年齢、その他、年齢別で考えられるデメリットについても詳しく見ていきましょう。

声優専門学校に入れるのは何歳から何歳まで?年齢制限を解説

声優養成所のレッスンの様子

声優専門学校は高校を卒業していれば入学することができます。つまり、入学時に年齢が18歳以上であれば入学できることになります。

声優専門学校には年齢制限があると勘違いしている人も多いですが、年齢制限が厳しいのは声優プロダクション系列の声優養成所という声優育成機関です。

どちらも声優になるための本格的なレッスンを受けられる場所ですが、声優専門学校は声優養成所のように年齢制限がなく、入学時のハードルが低いのが特徴です。

年齢が気がかりで声優の学校に通えなかった人は、声優専門学校を検討してみるとよいでしょう。

18歳未満の人は週一コースへ入学可能!

声優専門学校は高卒以上であれば入学することができます。反対に言えば、高卒以上という条件を満たさない中学生や高校生は、声優専門学校に通うことができません。

ただし、声優の学校の中には週1コースなどの短時間レッスンを開講している学校もあります。

短時間レッスンを行っている学校を選べば、18歳未満の中学生や高校生でも入学可能です。

中学や高校に通いながら声優の講座を学びたい人は、短時間レッスンを行っている学校を検討してみるとよいでしょう。

声優の学校の週1コースは、レッスンが夜間や土日といった時間帯に開講されるため、中学生や高校生はもちろん、大学生や社会人でも両立が可能なレッスンです。

また、声優養成所のようにオーディションによる入学審査がないため、誰でも入りやすいのも大きなメリットといえるでしょう。

声優の学校の週1コースであれば、習い事感覚で受講できる上に、声優を基礎から育成するノウハウや環境が整っているので、早い年齢から本格的なレッスンを受けることができます。

週1コースなどの短時間レッスンを開講している学校はそれほど多くはありませんが、以下の学校で開講しています。

代々木アニメーション学院

代々木アニメーション学院

  • 有名声優を多数輩出した伝統校
  • 全国9校舎!東京校へ途中編入OK
  • 本格的な設備で現役プロ講師から学べる

総合学園ヒューマンアカデミー

ヒューマンアカデミー総合学園

  • 近年多くの人気声優を輩出!
  • 俳協の前理事長によるスキルチェック
  • オーディション回数が業界最多レベル
  • 全国18校舎で通いやすい

アミューズメントメディア総合学院

アミューズメントメディア総合学院
※中学生以上、30歳未満が対象です。

  • プロダクション直接所属など高い実績
  • インターンシップに積極的な学校
  • 卒業生のコミュニティーが強い

声優専門学生の年齢層や平均年齢

声優専門学校に通う学生の年齢層は10代~20代が中心で、30代の学生も多いです。

高校を卒業してすぐに声優専門学校に入学する人も多いですが、大学や就職など一度は違う進路を経てから入学する人も多いです。

夜間や週末コースに関して言えば、専門学校によっては学生の8割近くが20代〜30代という年度もあるほどです。

声優養成所は年齢制限が厳しいことに対し、声優専門学校には年齢制限が無いので、年齢を重ねてから本格的な声優レッスンを始めたい人が声優専門学校を選んでいるという可能性も考えられるでしょう。

年齢によるデメリットを確認しておこう!

年齢制限が無く、誰でも入学しやすい声優専門学校ですが、年齢によってはデメリットがあることも否定できません。

一番に考えられるデメリットは、声優プロダクションの入所オーディションに年齢制限で引っかかることです。

声優専門学校に入学して技術を習得しても、年齢によっては受けられない声優プロダクションが出てくることを理解しておきましょう。

ここでは、年齢層別に考えられるデメリットについてさらに詳しく解説していきます。

20代で声優を目指すデメリット

20代

20代であれば、声優プロダクションの年齢制限に引っかかることは少ないため、年齢に関するデメリットはそれほど無いでしょう。

実際に、社会人や大学生から声優を目指してデビューした声優はたくさんいます。

例えば、「Re:ゼロから始める異世界生活」で主役のナツキ・スバル役を演じた小林裕介さんは、社会人を経て声優専門学校に入学しています。

また、「東京リベンジャーズ」で羽宮一虎を演じた土岐隼一さんは大学を経て声優専門学校に入学しています。

お二人とも20代で声優専門学校に進学し、声優デビューを果たした後、現在も声優として活躍しています。

ただし、20代後半からは声優プロダクションや養成所の年齢制限に引っかかる可能性が出てきます。

入りたい声優プロダクションがある人は、入所オーディションの年齢制限を確認した上で、声優専門学校への入学を検討するようにしましょう。

30代で声優を目指すデメリット

30代

30代になると、20代に比べてオーディションの年齢制限に引っかかりやすくなります。

自信や経験がある人は受験したいプロダクションのオーディション情報を確認し、早めに挑戦することをおすすめします。

一方、30代で未経験の人は、基礎から学べる声優専門学校に入学して、学内オーディションなどのサポートを利用しながら声優プロダクションや養成所を探すのも一つの方法です。

アニメ声優やアイドル声優が多いプロダクションでは、所属声優も低年齢化しているので年齢的なハードルが高くなる傾向にあります。

アニメの主要なキャラクターは、学生や20代などの年齢設定が多く、起用される声優もベテラン声優を除いて低年齢化することが多いです。

30代からアニメで活躍する声優を目指す人は、難易度が高いことを覚悟しておく方がよいでしょう。

30代の声優でも需要が高いのは、落ち着いた雰囲気を求められるナレーションやアナウンスです。

新人声優のうちはとにかく経験を積むことが大切なので、まずはナレーションやアナウンスなど可能性の高い分野から挑戦してみるのも良いでしょう。

とはいえ、どのような声優が求められるかは作品によって違います。どういうきっかけで声優の仲間入りができるかは誰にもわかりません。

30代からは年齢的なデメリットがあることは確かですが、年齢を武器にできるくらいの技術を磨きましょう。

40代で声優を目指すデメリット

40代

40代になると未経験から入所できる声優養成所やプロダクションは限られてきます。

40代で未経験である場合は、年齢制限のない声優専門学校を選択するのが無難です。声優専門学校で基礎を磨き実力を付けることで、声優になるための選択肢を広げることができます。

また、声優専門学校では進路サポートを受けられることもメリットの一つです。

年齢制限を設けていないプロダクションや、舞台を中心に活動する劇団について相談してみるのも良いでしょう。

劇団俳優には年齢制限がほとんどなく、演技の勉強ができるので声優になるためのステップと考えることもできます。

いずれにせよ、40代で声優を目指すとなるとかなりハードルが高くなるため、声優専門学校に入学する場合は、声優輩出実績を重視して学校選択することをおすすめします。

声優養成所の年齢制限

声優専門学校と違って、プロダクションが運営する声優養成所には年齢制限があるところが多くなります。

声優専門学校からプロダクションへ直接所属することができれば、声優養成所の年齢制限はそれほど大きな問題になりませんが、直接所属はかなりレアなケースです。

多くは声優養成所での養成期間を経て、オーディションに合格できた人がプロダクション所属となります。

声優プロダクションに所属して声優デビューを目指すのであれば、声優養成所の年齢制限も確認しておくようにしましょう。

声優養成所提携事務所年齢制限
インターナショナルメディア学院IAMエージェンシー
アズリードカンパニー
なし
WAHO學院EARLY WING
PUGNUS
WITH LINE
FIRST WIND production
なし
talk backケンユウオフィスなし
アクセルゼロアクセルワン15歳以上
ぷろだくしょんバオバブ付属養成所BAOぷろだくしょんバオバブ15歳以上
青二塾 東京校青二プロダクション高卒以上
81 ACTOR’S STUDIOS(週一)81プロデュース40歳位まで
81 ACTOR’S STUDIOS(本科)81プロデュース26歳まで
アトミックモンキー声優・演技研究所アトミックモンキー15歳~30代位まで
※経験により特例あり
日本ナレーション演技研究所アーツビジョン
アイムエンタープライズ
クレイジーボックス
ヴィムス
アライズプロジェクト
澪クリエーション
小学5年生~35歳まで
俳協ボイス俳協16歳~38歳まで
プロダクション・エース演技研究所プロダクション・エース16歳~35歳位まで
スクールデュオ賢プロダクション中卒以上
シグマ・セブン声優養成所シグマ・セブン
シグマ・セブンe
シグマ・セブンフェイス
16歳~30歳まで
マウスプロモーション付属俳優養成所マウスプロモーション17歳~27歳まで

※2024年3月27日時点の情報です。

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声優専門学校の特待生制度とは?特待生のメリットや条件について解説https://www.pac-ac.jp/scholarship-student.htmlSat, 25 Jun 2022 11:46:23 +0000https://www.pac-ac.jp/?p=2608

※本記事は声優アカデミア編集部が独自に制作しています。各事業者はコンテンツ制作に一切関与していません。本記事は広告を含みます。 声優専門学校の特待生とはどのような制度で、どのようなメリットがあるのでしょうか? ここでは、 ... ]]>

特待生のオーディション
※本記事は声優アカデミア編集部が独自に制作しています。各事業者はコンテンツ制作に一切関与していません。本記事は広告を含みます。

声優専門学校の特待生とはどのような制度で、どのようなメリットがあるのでしょうか?

ここでは、声優専門学校の特待生制度のメリットや応募条件について詳しく解説していきます。

また、特待生制度を導入している声優専門学校についてもご紹介します。

声優専門学校の特待生とは?

特待生(とくたいせい)とは、正式には「特別待遇学生」「特別待遇生徒」といい、入学試験や在学中の成績優秀者で、学費などの面で特別な待遇を受けられる学生のことを言います。

声優専門学校の特待生は、入学金や授業料が減額または免除されたり、入学前のプレスクールを無料で受講できるなど、専門学校によって様々な特典があります。

ただし、声優専門学校の特待生は希望すれば誰でもなれるわけではなく、声優専門学校が定めた条件をクリアする必要があります。

続いて、声優専門学校の特待生になるための条件について見ていきましょう。

声優専門学校の特待生になるための条件

声優専門学校の特待生の条件は学校によって異なりますが、多くの声優専門学校で共通している基本的な条件は、強い入学の意思があることです。

そのため、AO入学や早期出願をする学生にのみ、特待生の応募資格を与えている声優専門学校も多いです。

AO入学とは?

学校の成績や筆記試験で判断するのではなく、本人の学習意欲や人間性などが、専門学校が求める学生像と適合するかを審査します。

その他には、声優に関連する何かしらの実績があることが応募条件となる場合もあります。例えば、声優コンテストでの受賞経験やプロとしての活動実績、または声優事務所への所属歴などがそれにあたります。

とはいえ、声優専門学校によっては熱意と将来性を重要視し、未経験者でも特待生としての入学を受け入れる学校もあるので、まずは興味のある声優専門学校がどんな応募条件を設けているのかを確認することが重要です。

特待生になる方法とは?手順を解説

声優専門学校の特待生になるためには、声優専門学校の入学手続きの際に、特待生制度の受験申込をする必要があります。

その後、書類審査を通過した人は、面接や実技試験などの審査を受けるのが一般的な流れです。

また、特待生の応募に際して、オープンキャンパスや説明会への参加を条件としている声優専門学校もあるので、早めの情報収集と準備が大切です。

特待生になるための審査内容とは?

声優専門学校の特待生の審査方法は、書類審査、面接、実技などが一般的です。

学校によっては、書類と一緒にボイスサンプルが必要な学校もあります。

その他にも、学校が指定する課題を提出したり、小論文や自己PRなどが審査方法となる場合もあります。

特待生の応募時期はいつ?

声優専門学校の特待生の応募時期は、早期出願やAO入学の募集時期と重なることが多いです。

具体的には、春から8月頃までが募集時期となっている声優専門学校が多いです。

ただし、特待生の募集締め切りが早い声優専門学校では、入学前年の1月頃から募集を開始し、4月頃までには募集を終了することもあります。一方、募集時期が遅い学校では、入学する年の3月まで募集している学校もあるなど様々です。

特待生の応募にあたって、説明会やオープンキャンパスの参加などを条件としている学校に関しては、さらに早くからスケジュールを確認しておくことが大切です。

特待生の定員はどのくらい?

声優専門学校の特待生の定員は学校の規模によって大きく変わりますが、一般的には数名から十数名といった所でしょう。

特待生の定員を数十名ほどで設定している専門学校もありますが、全学科の特待生を合計した定員である場合が多く、声優学科に限るとそれほど多くないと考えておく方が無難です。

ただし、優秀な生徒はできるだけ多く確保したいという声優専門学校もあるので、定員を設けなかったり、優秀者であれば定員を超えても特待生として受け入れるというスタンスの学校もあります。

特待生制度のある声優専門学校を一覧紹介!

特待生制度は学校独自の取り組みのため、特待生制度のある学校とない学校があります。

また、特待生制度を導入している学校であっても、学科によっては特待生制度がない場合もあります。

ここでは、声優を育成する学科で特待生を受け入れている学校をご紹介します。

アミューズメントメディア総合学院

アミューズメントメディア総合学院
制度早期・AO特待生クランチロール特別奨学金
定員早期40名/AO20名特待生の中から最優秀者1名
選考方法書類選考・課題審査・基礎学力試験・実技審査・面接小論文・面接
特典初年度授業料が最大90万円免除在籍2年間の学費・その他の費用全額支給
入学方法早期出願制度・AO入学制度
応募期間早期:2022年4月1日~ 5月31日
AO:2022年6月1日~8月31日
選考料25,000円(AOのみ)
備考在学中ならびに卒業後も学院の広報活動に協力できる者 。特待生合格後の入学辞退は原則不可。

総合学園ヒューマンアカデミー

ヒューマンアカデミー総合学園
制度特待生制度
定員総募集定員の30%
応募条件特待生入試説明会への参加
選考方法書類選考
面接または筆記
特典初年度授業料減免 5~50万円
入学前教育を受講可能
入学方法AO入試
応募期間2022年1月4日~3月31日
2022年4月1日~4月30日(追加受付)
備考専門知識のない未経験者でも応募可能

専門学校 東京アナウンス学院

専門学校東京アナウンス学院公式サイト
制度特待生チャレンジ
定員若干名
応募条件以下のいずれかに該当する者
【コンテスト入賞者・オーディション合格者】
過去3年以内に、志望学科の教育分野に関連するコンテストやオーディション、各種大会などで優秀な成績を修めた入賞者・表彰者
【プロ活動経験者】
志望学科に関連する分野で既にプロまたは同等の活動を開始している、あるいは過去に実績があり、本学への修学が更なる成長発展につながると考える人
【その他】
出演やオーディションの経験はないが、容姿や声・パフォーマンスなどで将来性をアピールできる人
選考方法書類選考・面接(実技あり)
応募期間8月下旬~9月上旬

専門学校 デジタルアーツ東京

デジタルアーツ東京公式サイト
制度特待生制度
応募条件推薦入学出願者のみ
高校等での評定平均値が3.5以上かつ3年間の欠席が5日以内の方
選考方法書類選考(調査書等)
特典初年度授業料減免 5~20万円
入学方法推薦入学
応募期間令和5年9月1日~令和5年12月22日

尚美ミュージックカレッジ専門学校

尚美ミュージックカレッジ専門学校公式サイト
制度特待生入学奨学金
応募条件第1期選考、第2期選考、第3期選考のいずれかに出願
オープンキャンパスへの参加
選考方法課題審査・面接
特典初年度授業料減免20万円~全額
応募期間2024年6月1日~11月21日

東京アニメーター学院専門学校

東京アニメーター学院専門学校公式サイト
制度特待生制度
選考方法書類審査・筆記試験・必要に応じて面接
特典入学金と授業料を減免10万円~156万円
応募期間2023年10月1日~2024年2月29日
備考入学するかどうか試験後に決められる

東京声優・国際アカデミー

東京声優・国際アカデミー公式サイト
制度特待生制度
応募条件AO入試かつ来校して受験
選考方法面接・原稿読み
特典初年度授業料減免 5~30万円
入学方法AO入試
応募期間2023年6月1日~9月30日

東京アニメーションカレッジ専門学校

制度特待生制度
定員最優秀賞1名/優秀賞8名/入選15名
選考方法自己PR・ナレーション・台本読み
特典授業料より5~45万円免除
応募期間2024年11月22日の第4次募集までに出願
備考試験直前に対策講座の開催を予定

東京クールジャパン

専門学校東京クールジャパン
制度総合型選抜(AO)特待生制度
定員15名
応募条件AOプレスクール(入学前授業)に1回以上参加
選考方法クリエイターテスト・面接
特典初年度授業料減免 5~82万円
入学方法AO入学
応募期間2023年9月1日~2023年10月29日

※上記は2024年3月28日時点の情報です。最新情報については各校公式サイトにてご確認ください。

声優専門学校の特待生になるメリットはなに?

声優専門学校の特待生になる一番のメリットは、返済不要の奨学金が支給されることです。

多くの声優専門学校では、数万~数十万円程が授業料から減額されます。

中には、アミューズメントメディア総合学院のように、2年間の授業料が全額免除という学校もあります。

ただし、2年間の授業料全額免除ともなると、対象者は学校全科で1名のように、人数はかなり限られています。

また、学費の免除や奨学金以外にも、入学前から特別授業に参加できるなどの特典を用意している声優専門学校もあります。

声優専門学校の特待生になるのは難しい?!

声優専門学校の特待生になれるのは、選ばれた数名~数十名の生徒のみです。

そのため、過去にコンテストやオーディションでの受賞実績がある人でなければ、声優専門学校の特待生になるのは難しいかもしれません。

ただし、どの声優専門学校であっても、声優として将来活躍できる見込みのある学生には、特待生として入学してもらいたいでしょう。

声優としての将来性をどれだけアピールできるかが最も重要なので、興味がある人は挑戦する価値はあるでしょう。

また、ヒューマンアカデミーのように、未経験でも特待生としての受け入れがある学校もあります。いくつかの学校を比較検討するのも一つの方法です。

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声優専門学校を実績で比較!デビュー率が高いのはどの学校?https://www.pac-ac.jp/performance.htmlWed, 08 Jun 2022 12:18:19 +0000https://www.pac-ac.jp/?p=2561

※本記事は声優アカデミア編集部が独自に制作しています。各事業者はコンテンツ制作に一切関与していません。本記事は広告を含みます。 声優専門学校を選ぶ際に必ずチェックしておきたい点は、卒業生の声優デビュー実績やプロダクション ... ]]>

※本記事は声優アカデミア編集部が独自に制作しています。各事業者はコンテンツ制作に一切関与していません。本記事は広告を含みます。

声優専門学校を選ぶ際に必ずチェックしておきたい点は、卒業生の声優デビュー実績やプロダクションの所属実績です。

ここでは、これまであまり比較されてこなかった卒業生実績やデビュー実績、所属実績などをグラフでわかりやすく比較しています。

声優専門学校を比較する上で役立つ情報ですので、ぜひ参考にしてみてください。

卒業生の声優輩出実績を比較!

まずは、声優専門学校の声優輩出実績を比較していきましょう。

声優輩出実績は、声優専門学校の成績表といっても過言ではありません。しかし、過去のデビュー実績を全て公表している声優専門学校はほとんどありません。

そのため、各学校の声優輩出実績を比較するために、声優プロダクションに所属している声優や、現在活躍しているフリー声優の出身校を調査し、学校別に声優輩出実績を比較しました。

※2022年5月時点

声優専門学校として有名な13校の中で、現役声優を一番多く輩出していた学校はアミューズメントメディア総合学院です。

アミューズメントメディア総合学院は、声優輩出実績が高いことを強みとしている学校で、卒業生のプロダクションへの直接所属率は毎年60%以上を超えます。

多くの声優専門学校では、卒業生は声優養成所でさらに技術を磨いた後、声優プロダクションへの入所にチャレンジするのが一般的です。

一方、アミューズメントメディア総合学院では、毎年60%以上の卒業生が声優養成所を経由せずにプロダクションへ直接所属しています。

2番目に声優輩出実績が高い学校は、代々木アニメーション学院です。

現在、日本で放映されているほぼ全てのアニメ作品に、代々木アニメーション学院の卒業生が関わっていると言われています。

代々木アニメーション学院は、日本で初めてプロの声優を育成する専門の学科を立ち上げた学校です。

現在、確認が取れている声優だけで比較すると声優輩出実績は2番目になりますが、引退した声優や公表されていない声優なども含めるとかなりの数の声優を輩出しているので、声優輩出実績で1番になる可能性があります。

3位の東京アナウンス学院も、代々木アニメーション学院同様に歴史が長く、声優を多く輩出している学校です。声優専門学校の中でも老舗の学校に当たります。

4位のヒューマンアカデミーは、13校の中でも新しい声優専門学校にあたります。

声優の輩出実績では上位3校と大きな差がありますが、比較的新しい学校であることを考えると、近年の実績だけならさらに上位にくる可能性が考えられます。

総合学園ヒューマンアカデミーは、学内に多くのプロダクションを招き、業界でも最多レベルのオーディションを開催しています。

声優になるためのチャンスが豊富な学校で、近年声優の輩出実績が高くなっていることもあり、勢いのある声優専門学校というイメージを持っている方も多いでしょう。

有名声優の輩出実績で比較!

声優業界は、狭き門を突破して何とか声優デビューにこぎつけても、必ず活躍できるわけではない厳しい世界です。

実際に声優デビューしても、なかなか活躍することができず声優を辞めてしまう人や、プロダクションに所属していてもほとんど仕事ができていない人も少なくありません。

そのため、声優の輩出実績と共に注目しておきたいのは、有名声優の輩出実績です。
有名声優の輩出実績は、活躍している声優を多く輩出している声優専門学校はどこなのかを知る手掛かりになります。

ここでは、前述の各校の声優輩出実績をさらに絞り込み、一般的に認知度が高い有名声優の数で比較しました。

※2022年5月時点

有名声優を一番多く輩出している声優専門学校は、代々木アニメーション学院です。

声優専門学校として歴史が長い点や、アニメ業界には代々木アニメーション学院の卒業生が多く活躍していることも、有名声優が多いことと関係しているかもしれません。

代々木アニメーション学院では、過去には秋元康氏やつんく氏、指原莉乃氏らを学院のプロデューサーに迎え、業界と積極的に関わりあいながら学生を育成してきました。
このような学校の方針も、少なからず有名声優の輩出に影響してきたことでしょう。

2位のアミューズメントメディア総合学院は若い声優を多く輩出しているため、これから活躍する声優が増える可能性は高いです。

アミューズメントメディア総合学院は、実力さえあれば在学中でもインターンシップでアニメなどの制作現場に参加することができます。

産学共同を採用しており、企業と学校が一緒になって声優を育成する環境が整っています。

実践で学ぶチャンスが多いため、実力がある生徒はどんどん現場に挑戦できます。
このような現場実践教育が有名声優を多く輩出する要因といえるでしょう。

3位の東京アナウンス学院は、代々木アニメーション学院同様に歴史が長く、声優専門学校としては老舗です。

東京アナウンス学院出身の有名声優は、代々木アニメーション学院やアミューズメントメディア総合学院に比べ、少し上の世代の声優が活躍している印象です。

事務所別の声優輩出実績で比較!

新人声優が仕事をもらうためには、声優プロダクションへの所属が必須といっても過言ではありません。

その理由は、アニメ配役のオーディションはほとんどが声優プロダクションを通じて行われるからです。

最近ではSNSなどを使って自身でプロモーションを行っている新人声優も見受けられますが、声優としての実績を着実に積み上げていくためには、まずは声優プロダクションへ所属する方が近道で確実な方法といえます。

そこで、各声優プロダクションにはどの声優専門学校の卒業生が多いのかを徹底調査。声優プロダクション別に、各学校の声優輩出実績を比較してみました。

憧れの声優プロダクションがある方は、以下の情報を参考にして声優専門学校を選んでみるのも良いでしょう。

81プロデュース

アミューズメントメディア総合学院29
代々木アニメーション学院17
東京アナウンス学院11
東京アニメーションカレッジ専門学校4
総合学園ヒューマンアカデミー2
東京声優・国際アカデミー2
日本工学院専門学校1

青二プロダクション

アミューズメントメディア総合学院29
東京アナウンス学院6
代々木アニメーション学院5
総合学園ヒューマンアカデミー2

賢プロダクション

代々木アニメーション学院8
東京アナウンス学院8
アミューズメントメディア総合学院5
東京声優・国際アカデミー5
ESPエンタテインメント2
尚美ミュージックカレッジ専門学校1
総合学園ヒューマンアカデミー1
東京アニメ・声優&eスポーツ専門学校1

マウスプロモーション

東京アナウンス学院13
アミューズメントメディア総合学院6
代々木アニメーション学院3
東京アニメ・声優&eスポーツ専門学校2
東京アニメーションカレッジ専門学校2
ESPエンタテインメント1
日本工学院専門学校1

プロダクション・エース

アミューズメントメディア総合学院15
東京アナウンス学院2
代々木アニメーション学院1

俳協

アミューズメントメディア総合学院5
東京アナウンス学院5
代々木アニメーション学院3
総合学園ヒューマンアカデミー2
東京アニメーター学院専門学校2
東京アニメ・声優&eスポーツ専門学校1

大沢事務所

アミューズメントメディア総合学院4
代々木アニメーション学院2
総合学園ヒューマンアカデミー2
東京アナウンス学院1
東京声優・国際アカデミー1

※2022年5月時点
※当社の独自調査により出身校を確認できた声優のみをカウントしています。

大手事務所に所属している声優専門学校の卒業生を学校別で比較してみると、どの声優プロダクションにも「アミューズメントメディア総合学院」「代々木アニメーション学院」「専門学校東京アナウンス学院」の卒業生が多いことがわかります。

やはり、声優輩出実績が高い声優専門学校は、大手プロダクションにも多くの声優を輩出しているということでしょう。

大手の声優プロダクションに所属できると、声優としてチャンスが広がる可能性が高いです。声優専門学校を選ぶ際は、大手の声優プロダクションへの所属実績も参考にするとよいでしょう。

ただし、アミューズメントメディア総合学院は、声優の輩出実績を知名度に関わらず積極的に公開している声優専門学校です。

声優専門学校によっては、声優の輩出実績を有名声優に絞って公開しているので、情報に偏りがある可能性も考慮にいれておきましょう。

とはいえ、声優輩出実績が高い学校は、アミューズメントメディア総合学院、代々木アニメーション学院、専門学校東京アナウンス学院であることに間違いはないでしょう。

声優デビューを目指して専門学校への入学を検討している人は、3校のパンフレットを通して、最新の学校情報を確認することをおすすめします。

まとめ

声優デビュー実績の調査から、「アミューズメントメディア総合学院」「東京アナウンス学院」「代々木アニメーション学院」が声優輩出実績が高いことがわかりました。
また、近年の声優輩出実績が高く勢いがある「総合学園ヒューマンアカデミー」もチェックしておきたい学校です。

声優を目指す人にとって、どの声優専門学校を選ぶかは最初の大きな分かれ道ともいえます。
声優専門学校を選択するにあたって、卒業生実績の比較はとても重要な参考資料といえるでしょう。

これから声優専門学校を選ぶ方は、ぜひこちらのコンテンツの比較内容を参考資料の一つにしてください。

なお、こちらのコンテンツは編集部が独自に調査した声優専門学校の卒業生実績を表にまとめ、項目ごとに比較したものです。

調査では、声優専門学校の卒業生の中から、2022年5月時点で声優としての活動が確認できる606名をピックアップし、出身校や所属事務所、出演作品など詳しく調査を行いました。

なお、より正確な実績比較を行うために、声優専門学校のホームページに掲載されている卒業生であっても、編集部の調査において2022年5月時点で声優としての活動が確認できなかった卒業生に関しては除外しています。

調査対象の声優情報一覧

声優の出身校の調査データ
声優の出身校の調査データ
声優の出身校の調査データ
声優の出身校の調査データ
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声優専門学校の認可校と無認可校の違いは?メリットデメリットや学歴を解説https://www.pac-ac.jp/approve.htmlFri, 29 Apr 2022 14:20:35 +0000https://www.pac-ac.jp/?p=2527

※本記事は声優アカデミア編集部が独自に制作しています。各事業者はコンテンツ制作に一切関与していません。本記事は広告を含みます。 声優専門学校の中には、認可校と無認可校が存在します。 ここでは、認可校と無認可校にはどんな違 ... ]]>

※本記事は声優アカデミア編集部が独自に制作しています。各事業者はコンテンツ制作に一切関与していません。本記事は広告を含みます。

声優専門学校の中には、認可校と無認可校が存在します。

ここでは、認可校と無認可校にはどんな違いがあるのか?また、声優を目指す人はどちらの学校を選択するべきなのか?認可校と無認可校の違いについて詳しく解説していきます。

主な声優専門学校の認可・無認可リストも参考にしながら、自分にあった専門学校選びをしましょう。

認可校と無認可校の違いとは?

認可校とは、都道府県に許可を受けた学校のことを言います。

認可を受けるためには、数々の設置基準を満たさなくてはいけません。基準を満たした認可校だけが「○○専門学校」「専門学校○○」と名乗ることができるので、学校名で判断することもできます。

一方、無認可校は、学校教育法に基づいた認可を受けていない教育施設のことを言います。公的な保護がない代わりに、設置にあたって法的に拘束されることもありません。

声優などのエンタメ系の学校では、規定の多い認可校ではなく、あえて自由度の高い無認可校として運営している学校もあります。

例えば、声優の学校として有名な代々木アニメーション学院や総合学園ヒューマンアカデミーなどが無認可校として運営しています。

認可校の設置基準とは?

認可校の設置基準には、以下のようなものがあります。

  • 年間授業時間800時間以上(夜間は450時間以上)
  • 修業年数1年以上
  • YouTube以外でも使える技術の習得
  • 施設は原則的に自己所有、賃貸施設は不可

この他にも、教職員の資格や人数など様々な設置基準があります。

認可校と無認可校の違い一覧

認可校と無認可校は、公的機関から認可を受けているかどうかで区分されています。

それでは、実際に入学する学生にとっては、認可校と無認可校でどのような違いがあるのでしょうか。

カリキュラムや学歴、学費サポートなど、様々な面から認可校と無認可校の違いを比べてみましょう。

受験資格

認可校の受験資格は、高校卒業程度以上の者に限られます。

一方、無認可校では、学歴や年齢は問われないことが多いです。また、声優の無認可校の中には、高校の卒業資格を同時取得できる学校もあります。

授業時間

認可校は年間の授業時間が800時間以上と決められています。

一方、無認可校は授業時間に決まりが無いため、3ヶ月や半年などの短期コースを設けることができます。

カリキュラム

認可校はカリキュラムの内容を簡単には変えることができません。変更するにしても多くの手続きを踏まないといけないため、実際にカリキュラムが変更されるまでに時間がかかります。

一方、無認可校はカリキュラムの内容を時流に合わせて自由に変えることができます。

通学定期

認可校では通学定期を使うことができるので、通学にかかる交通費を抑えることができます。

一方、無認可校では通学定期を利用できないので、一般の定期券で通学します。電車やバスでの通学を考えている場合は、交通費についてもチェックしておきましょう。

大学への編入

認可校で2年以上の過程を終了し、1700時間以上の単位を取得していれば、4年制大学の2年次以上への編入が可能です。

一方、無認可校から大学へ編入することはできないので、大学に入学希望の場合は1年次からスタートすることになります。

奨学金と教育ローン

日本学生支援機構による奨学金を受けられるのは認可校のみです。

ただし、無認可の声優学校の多くは、学校独自で学費の支援制度を設けています。

また、日本政策金融公庫による国の教育ローンは、認可校と無認可校どちらでも利用可能です。

学費サポートは学校によって条件が異なるので、学校HPなどで確認しておきましょう。

奨学金と教育ローンの違い

奨学金は、卒業後に全額返済する「貸与型」と、返済しなくても良い「給付型」があります。教育ローンは全額返済の「貸与型」のみです。

奨学金と教育ローンの大きな違いは、奨学金は学生が借りて学生が返済するのに対し、教育ローンは親が借りて親が返済する仕組みになっています。

学歴

認可校で2年以上の課程を修了し、1700時間以上の単位を取得すれば、「専門士」の資格が与えられて2年制短大卒と同じような学歴となります。

ただし、専門学校とは異なる分野の企業への就職においては、専門学校卒の学歴はそれほど意味はなさないと考えておく方が良いでしょう。

一方、無認可校の卒業は正確には学歴にあたりません。原則としては履歴書に記載できませんが、経験値としてアピールすることはできます。

就職

認可校は無料職業紹介所として厚生労働省から認められているため、学生に対して無料で求人を紹介できます。

無認可校では斡旋はできませんが、就職支援などは行っているのが一般的です。

ただし、声優専門学校を目指す学生の多くは、就職ではなく声優デビューを目標としていることでしょう。

声優デビューや声優プロダクション所属へのサポートは、認可校でも無認可校でも力を入れている分野です。

認可・無認可の違い一覧

認可校無認可校
受験資格高校卒業程度以上学歴・年齢問わず
授業時間年間800時間以上規定なし
カリキュラム大幅変更は難しい自由に変更可
教員半数以上が専任講師規定なし
通学定期×
大学編入×
公的な奨学金×
教育ローン
学歴専門学校卒業学歴にならない
就職斡旋・紹介あり斡旋・紹介不可、就職支援あり

無認可校が選ばれるのはナゼ?無認可のメリットを解説

無認可校と聞くと認可をもらえなかった学校というイメージがあるかもしれませんが、必ずしもそうではありません。

声優を育成する学校の中には、あえて認可校とせずに無認可校として運営している学校があります。また、声優を目指す若者の中には、無認可校を選ぶ人もたくさんいます。

無認可校にはどのような強みがあるのでしょうか?無認可校のメリットを詳しく見ていきましょう。

学校の枠を超えた臨機応変なカリキュラム

無認可校の大きなメリットは、時代のニーズにあわせて授業内容や学習スタイルを臨機応変に変更できる点です。

声優や歌手、美容やファッションなど、トレンドの移り変わりが早い業界では、時代にあった教育が求められます。

そのため、無認可校の最先端のカリキュラムが高く評価されることも多い業界です。

一方、認可校は学校教育法に定められた教育を行わなければならず、柔軟にカリキュラムを変更しづらい仕組みになっています。

カリキュラムに時代のニーズを敏感に取り入れるスピード感は、無認可校ならではのメリットといえるでしょう。

有名声優の卒業生実績が多い

声優業界では、無認可校の声優輩出実績が高く評価されています。

代々木アニメーション学院アミューズメントメディア総合学院、また近年多くの声優を輩出しているヒューマンアカデミーは、いずれも無認可の声優学校です。

代々木アニメーション学院は、日本で初めてプロの声優を育成する専門の学科を立ち上げ、その後も業界の変化にいち早く対応したことで多くの声優を輩出してきました。

無認可校に声優輩出実績が多い点は、前述した臨機応変なカリキュラムが深く関係しているとも言えるでしょう。

せっかく声優の学校に2年間通うのであれば、声優になれる可能性が高い学校を選びたいところです。

声優の輩出実績に重きを置いている人は、無認可校を検討してみると良いでしょう。

講師のバリエーションが豊富

学校法人の認可を取得するためには、講師の半数以上を教員資格を有する常勤講師で構成しなくてはいけません。

例えば、現役声優を多く講師に迎えたいと考えても、教員資格を持っていなければ採用できない可能性も出てきます。

学校が講師を採用する上では、認可校よりも無認可校の方が自由度が高くなります。

無認可校では、現役声優をはじめ俳優や音響監督など、様々な分野の講師が指導しています。

こうした講師のバリエーションの広さも無認可校の魅力といってよいでしょう。

誰でも通いやすい

無認可校は、受験資格で学歴や年齢を問わない場合が多いです。

また、無認可校の中には、平日5日間の通学ではなく、夜間・週末の週1コースのように、働きながら学べるコースを用意している学校もあります。

無認可校には授業時間の縛りがなく、様々なコースを設置できる点も大きなメリットです。

また、中には高校卒業資格を同時取得できる学校もあります。

無認可校のデメリットとは?

無認可校には上記のようなメリットがありますが、反対にデメリットもあります。

無認可校のデメリットが大きいと感じる人は、認可校に絞って学校探しをするのが良いでしょう。

ここからは、無認可校の持つデメリットを確認していきましょう。

学歴にならない

認可を受けた専門学校とは違って、無認可校は卒業しても学歴にはならず、最終学歴は高卒となります。

無認可校を卒業しても厳密には履歴書の学歴の欄に記載できませんが、自己アピールとして記載しておくのは良いでしょう。

とはいえ、声優を目指す人にとっては学歴はほとんど関係ありません。

また、専門学校卒業の学歴は、一般企業への就職を目指す上ではそれほど意味はなさないと考えておく方が良いでしょう。

通学定期を使えない

無認可校では、通学定期を利用することができません。

そのため、無認可校に通う際には一般定期を利用することになります。

通学定期と一般定期の金額がどのくらい違うのかによってデメリットの度合いは変わりますが、無認可校のデメリットの一つと言えます。

公的な奨学金が使えない

公的な奨学金は認可校でのみ利用可能な制度で、無認可校では使うことができません。

奨学金は給付型であれば返済の義務がなく、貸与型であっても金利が安いという特権があります。

学業成績や世帯収入などの受給条件をクリアしなくてはいけないものの、公的な奨学金を受給できないのはデメリットの一つです。

ただし、無認可校であっても学校独自の奨学金や教育ローンを利用することができます。

奨学金以外にも学費サポートには色々な制度があるので、、各学校に確認してみましょう。

認可校と無認可校どっちを選ぶべき?

認可校と無認可校にはそれぞれ特徴があります。声優専門学校を選ぶ上では、自分が何を重視するのかをよく考えて、認可校と無認可校を選択するようにしましょう。

以下に、それぞれの特徴を踏まえて、認可校がおすすめの人と無認可校がおすすめの人を比較してみましょう。

認可校がおすすめの人

  • 学歴を大事にしたい
  • 大学編入も考えている
  • 通学交通費を安くしたい
  • 一般就職が第一希望

無認可校がおすすめの人

  • 最新のカリキュラムで学びたい
  • 声優の卒業生が多い学校で学びたい
  • 早く声優になりたい
  • 現役声優の講師が多い学校がいい

本気で声優を目指すのであれば、認可校の持つメリットよりも無認可校の持つメリットの方が魅力的な面が多いかもしれません。

無認可校のメリットでも紹介したように、無認可校は時代のニーズにあったカリキュラムに対応しやすく、実際に多くの有名声優を輩出しています。

本気で声優を目指すのであれば、どの学校であれば声優の夢を叶えられるのか?ということを一番に考えるべきです。

声優業界は狭き門です。
声優になることはもちろん、声優プロダクションに所属することさえも難しい世界です。

学歴や通学定期、奨学金なども大切ですが、まずはカリキュラムや学校の取り組みなどを優先して比較し、自分にとって声優になるための近道だと感じる学校を選びましょう。

認可校と無認可校の卒業生一覧

声優専門学校を選択する際の判断材料の一つとして、認可校と無認可校の卒業生を一覧でご紹介します。

無認可校

代々木アニメーション学院松岡 禎丞/水樹 奈々/中村 悠一/櫻井 孝宏/鈴村 健一/中島 ヨシキ/下屋 則子/古賀 葵/岸尾 だいすけ/谷山 紀章/斎賀 みつき/いのくち ゆか/高田 憂希/高野 麻里佳/佐藤 利奈/福島 潤/鳥海 浩輔/伊波 杏樹/内田 彩/田中 理恵/田村 ゆかり/吉野 裕行/後藤 邑子/南條 愛乃/浅野 真澄/古賀 葵
アミューズメントメディア総合学院加藤 英美里/羽多野 渉/神尾 晋一郎/三宅 健太/芹澤 優/榊原 優希/ランズベリー・アーサー/米澤 円/朝日奈 丸佳/赤羽根 健治/落合 福嗣/伊藤 かな恵/長江 里加/鹿野 優以/末柄 里恵/河西 健吾/西 明日香/土岐 隼一/白井 悠介/山下 誠一郎/小林 裕介/相羽 あいな/降幡 愛/柿原 徹也/野津山 幸宏/門脇 舞以/前野 智昭/本多 真梨子/朝井 彩加/河本 啓佑
ヒューマンアカデミー小原 好美/大亀 あすか/村川 梨衣/紡木 吏佐/熊谷 健太郎/大和田 仁美

認可校

東京アナウンス学院新井 里美/大久保 瑠美/加瀬 康之/桑原 由気/佐藤 聡美/杉山 紀彰/高橋 広樹/寺島 拓篤/檜山 修之/保志 総一朗/細谷 佳正/増田 俊樹/山口 勝平
ESPエンタテインメント小原 莉子
東京アニメ・声優&eスポーツ専門学校和氣 あず未
東京声優・国際アカデミー代永 翼/甲斐田 裕子/佐藤 拓也/石上 静香
日本工学院専門学校江口 拓也/新谷 良子/井澤 詩織/近藤 唯/逢坂 良太
東京ダンス・俳優&舞台芸術専門学校
尚美ミュージックカレッジ専門学校
東京アニメーター学院専門学校狩野 翔/山谷 祥生
デジタルアーツ東京
東京アニメーションカレッジ専門学校
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YouTuberの専門学校ってどんなとこ?おすすめの学校を一覧紹介https://www.pac-ac.jp/youtuber.htmlMon, 18 Apr 2022 23:54:38 +0000https://www.pac-ac.jp/?p=2484

※本記事は声優アカデミア編集部が独自に制作しています。各事業者はコンテンツ制作に一切関与していません。本記事は広告を含みます。 近年、注目を浴びているYouTuberの専門学校とは、一体どんな学校なのでしょうか? You ... ]]>

YouTuberの撮影の様子
※本記事は声優アカデミア編集部が独自に制作しています。各事業者はコンテンツ制作に一切関与していません。本記事は広告を含みます。

近年、注目を浴びているYouTuberの専門学校とは、一体どんな学校なのでしょうか?

YouTuberの専門学校で学べる技術や学費相場、さらにはおすすめの学校についても解説します。

YouTuberの専門学校の魅力とメリットとは?

独学で学ぶ人も多かったYouTubeですが、現在はYouTuberの専門学校に行くという選択肢を取る人が増えています。

YouTuberの専門学校に行くメリットとは一体どんなことなのでしょうか?以下に詳しく見ていきましょう。

  • 基礎から学べる
  • 設備面の充実
  • YouTube以外でも使える技術の習得
  • 専門学校の持つコネクション

基礎から学べる

YouTuberの専門学校では、YouTubeの企画の立て方から撮影、動画編集と、基礎から順序立てて学ぶことができます。

ネット情報などを駆使して学ぶ方法もありますが、YouTuberに必要な基礎知識がある方が、新たな情報を学ぶ時にも正しく理解することができます。

また、収益化するための知識だけでは無く、安全に配信するための基本的なルールも学びます。

収益化ばかりに目が行きがちですが、セキュリティーや安全な配信に関する知識は、自分では気づきにくいポイントでもあります。

安全な配信のために注意すべきことを学べる点も、YouTuberの専門学校に行くメリットといえるでしょう。

設備面の充実

YouTuberの専門学校では、最新の機材やソフトが充実しています。

個人ではなかなか手の出ない高価な機材やソフトを使って、YouTube撮影や動画編集を学ぶことができます。

機材やソフトの利用方法は、独学と違って講師に質問ができるので、早く正確に覚えることができるでしょう。

また、高性能な機材やソフトを利用することで、撮影や動画編集において幅広い技術や効果を体験することができ、知識を深めることができます。

こうした体験は、自分で機材を揃える際にも、機材選びの判断に役立つでしょう。

YouTube以外でも役立つ高度な技術の習得

YouTubeでは、企画・撮影・編集・配信と多くの工程を踏みます。

企画・撮影・編集・配信といった工程は、ただ実行するだけであればそれほど難しいことではありません。しかし、収益化を目指すとなれば話は変わります。

各工程において、より多くの視聴者に見てもらうための工夫が必要となり、それに伴う知識や技術も必要になります。

YouTuberの専門学校では、効果的な工夫について講師のアドバイスを受けることができるので、独学よりも早くたくさんの知識や技術を学ぶことができます。

各工程で身に付けた能力は、一般企業でも重宝される能力であるため、仮にYouTuberにならなかったとしても、習得した知識や経験を他に生かすことができるでしょう。

専門学校の持つコネクション

最近では、企業と連携しながら学生を育成する専門学校が増えています。企業と連携することでより実践的な技術を学生に提供し、即戦力となる学生を育成することができます。

たくさんのコネクションを持つ専門学校では、業界情報を入手しやすいというメリットがあります。そのような情報はカリキュラムに反映されたり、講師から直接学ぶこともあるでしょう。

YouTubeはトレンドにも大きく左右される分野なので、情報源を持つことは大きな強みになります。

場合によっては、専門学校の持つコネクションが、情報源だけではなく就職につながるかもしれません。

いずれにせよ、YouTuberは個人での活動が多く、企業などに所属しない限りコネクションを広げにくい世界です。

専門学校の持つコネクションや同級生が、将来的に自分の大切なコネクションとなり、有益な情報を共有できる関係になりえます。

人によっては、これらのコネクションが何よりの大きなメリットと感じるでしょう。

YouTuberの専門学校は行っても無駄?デメリットは?

YouTuberの専門学校には、本当に行く価値があるのでしょうか?

ここからは、YouTuberの専門学校に行くデメリットについて確認していきましょう。

  • 学費が高い
  • 卒業生実績が少ない
  • 現役YouTuberが講師のプロとは限らない
  • 独学で学ぶこともできる

学費が高い

専門学校はどこも同じですが、やはり学費が高いのがデメリットです。

ただし、カリキュラムや講師が充実していて学びが多い専門学校であれば、将来的に大きな収益に繋がる可能性があることからも、高い学費にも価値があると言えるでしょう。

一方で、実践学習ばかりで講師からアドバイスを受ける機会が少ない専門学校の場合、独学とそれほど変わらないと感じる可能性もあります。

講師からの適切なアドバイスを受けられない場合は、高い学費がもったいないと感じるかもしれません。

学費が高いと感じるか、反対に安いと感じるかは、専門学校に行った価値を感じたかどうかによるでしょう。

卒業生実績が少なく学校選択が難しい

卒業生実績は、専門学校を選択する際の重要な判断材料の一つです。

しかし、YouTuberを育成する学科はほとんどが新設されたばかりで、どの専門学校も卒業生実績が多くはありません。

そのため、YouTuberの専門学校の良し悪しを判断するのが難しい点はデメリットといえます。

とはいえ、「カリキュラム」「講師」「他学科における卒業生実績」など、学校の教育力を見極める判断材料はたくさんあります。

学校見学なども大いに利用しながら数校を比較検討し、自分にあったYouTuberの専門学校を見つけましょう。

現役YouTuberが講師のプロとは限らない

現役YouTuberから直接話を聞ける機会は非常に貴重で、専門学校を通して現役YouTuberの技術や考え方を学べるというのは大きなメリットです。

しかし一方で、現役YouTuberが育成のプロとは限らないという点も忘れてはいけません。

生徒にわかりやすく順序だてて教えるというのも一つの技術です。

特に基礎講義などにおいては、現役YouTuberであるかどうかよりも、教えるノウハウを持っているかどうかの方が重要な場合もあります。

在籍している講師陣のバランスをよく見て専門学校を選択しましょう。

独学で学ぶこともできる

今まではYouTuberになるための専門学校がなかったため、独学で学ぶのが主流でした。

独学では分からないことを一つ一つ学ぶので、偏った知識になる可能性はあるものの、YouTuberに必要な技術を自分で身に付けることは可能です。

しかし近年では、YouTube業界の拡大により、YouTuberを育成するコースを開講する学校が増えています。

今まで独学でしか学ぶことができなかった企画、撮影、編集などを、専門学校ではそれぞれの分野のプロから効率よく学ぶことができるようになりました。

経験者の意見を聞くことは早い成長に繋がります。
必要な技術を効率よく学んだり、専門家の発想やテクニックを学びたい人であれば、専門学校を検討してみるのも良いでしょう。

YouTuberの専門学校の授業内容を紹介

YouTuberの専門学校では、どんな授業が行われるのでしょうか?

ここでは、代々木アニメーション学院のYouTuber科を例に上げて確認していきましょう。

YouTuber養成講座

講義の様子

YouTube配信で必ず行う「企画」「撮影(アプリの使い方や番組制作)」「編集(ソフトの使い方)」「配信(アカウント作成からアップロード)」といったそれぞれの工程を基礎から学びます。
また、YouTube業界の現状を学び、視野を広げていきます。

PC基礎

PC操作の授業

officeソフトの使い方から、YouTuberに必要な画像編集(サムネイル制作)や動画編集についても詳しく学びます。

タレント活動

YouTube配信をする女性

実際にYouTuberとして専用チャンネルの開設を行います。また、イベントやLIVEへの参加など実践的なタレント活動を通して、これからの活動の強みや課題を見つけます。

卒業制作

PC作業をする学生

卒業制作では、企画から、台本制作、撮影、編集、配信までの全工程を一人で行います。2年間の集大成として一からオリジナル作品を完成させることで、個人でも活動できる基盤を作ります。

生配信実習

YouTuber配信中の学生

生配信は編集ができないため、入念な計画が必要です。台本に沿った進行や、リハーサルからの本番という撮影の流れを実践的に学びます。

動画制作実習

Vtube動画をつくる学生

YouTube配信で重要な、動画編集の技術を磨く実践学習です。テロップ、BGM、SE、エフェクトなどの技術を学び、配信動画のクオリティを上げる方法を学びます。

YouTuberの専門学校の学費相場

YouTuberの専門学校の学費相場は、2年間でおよそ260~280万円程度(入学金を含む)で考えておくと良いでしょう。

また、教材費が別途必要となります。相場は7~25万円程度と、学校や年度によって大きく差があります。

ここで、YouTuberの専門学校の初年度の学費を一覧でご紹介します。

YouTuber専門学校 初年度学費

学校名学費
代々木アニメーション学院1,498,000円
(内入学金 20万円)
総合学園ヒューマンアカデミー1,611,000円
(内入学金 30万円)
バンタンクリエイターアカデミー1,450,000円
(内入学金 10万円)

※2022年4月調査時点
※上記には教材費が含まれていません。

YouTuberの専門学校の卒業生は誰!?有名YouTuberは?

専門学校を選ぶ上で、卒業生実績は学校の教育方針やカリキュラムの真価が問われる重要な結果ともいえるため、シビアに見ていきたい点でもあります。

ただし、YouTuberの専門学校に関しては新設された学校ばかりなので、今のところ有名YouTuberの卒業生実績はほとんどありません。

しかし、YouTube業界の競争が激化していることから、YouTuberを育てる専門機関で知識や技術を学びたいと考える人は増えています。

YouTuberの専門学校ではまだ大きな実績は見受けられませんが、各学校の取り組みがどのような実績へと結びつくのか注目が集まっています。

今後、YouTuberの専門学校から有名YouTuberが誕生することに期待できます。

YouTuberの専門学校ならココ!おすすめ3校を紹介

ここ数年で、YouTuberになるための学科を新設する専門学校が増えてきています。

学科名にYouTuberと名称がついている専門学校もあれば、動画クリエイターなどYouTubeの名称がない学校など様々です。

YouTuberになるために必要な技術が学べるおすすめの専門学校をご紹介します。

代々木アニメーション学院

代々木アニメーション学院

代々木アニメーション学院は、アニメやマンガ、ゲームなど、エンタメ系の卒業生を多く輩出してきた歴史ある専門学校です。

日本で最初に声優を育成する学科を作るなど、エンタメ業界の流れをいち早く教育現場に持ち込んだ専門学校でもあります。

YouTube配信について学ぶ際は、動画の企画・撮影・編集の勉強だけに注目しがちですが、トークスキルを学べるかどうかも重要な要素です。

代々木アニメーション学院は、基礎知識に加えて、独学では難しいトークスキルなどのタレント性を磨くこともできる点が大きな特徴です。

たくさんの声優を輩出してきたノウハウが、YouTuberの育成にも生かされることに期待できます。

2年間のカリキュラムの中では、自身のチャンネルを持って積極的なタレント活動をしていくことができます。

また、昨今注目度が高いVTubeを中心に学習できる点も代々木アニメーション学院の特徴です。

全国に校舎があり東京と同等の授業が地方でも受けられる数少ない専門学校なので、地方で学びたい人にとってもおすすめの専門学校です。

学費1,498,000円 (内入学金 20万円)
修業期間2年間
校舎仙台・東京・池袋・金沢・名古屋・大阪・なんば

総合学園ヒューマンアカデミー

ヒューマンアカデミー

総合学園ヒューマンアカデミーでは、2022年から動画クリエイターカレッジを開講しています。

ヒューマンアカデミーはオーディションに非常に力を入れている専門学校です。

動画クリエイターカレッジでもその傾向が強く、年に2回のオーディションを開催しています。

合格すれば在学中からクリエイター事務所に登録できるなど、バックアップ体制が整っているのが特徴です。

特に、企業に所属する「企業系YouTuber」を目指している人にはおすすめの専門学校といえるでしょう。

カリキュラムはソニー・ミュージックエンタテインメントの新レーベル「Be」が監修。Beは人気YouTuberやインフルエンサーが所属するソーシャルクリエイターレーベルです。

業界のプロフェッショナルが監修した最先端の技術を学べるのは、ヒューマンアカデミーの大きな魅力です。

代々木アニメーション学院と同様に、東京と大阪を含む全国に校舎があるので、地方で学校探しをしている人にもおすすめの専門学校です。

学費1,611,000円 (内入学金 30万円)
修業期間2年間
校舎札幌・仙台・大宮・東京・横浜・名古屋・大阪・神戸・広島・福岡
定員10名

バンタンクリエイターアカデミー

バンタンクリエイターアカデミー

バンタンクリエイターアカデミーは、YouTuberのマネージメントを行うUUUM株式会社など、いくつかの企業と連携して人材育成を行っています。

カリキュラムとしてはレベル別で学べるようになっており、実践的な授業がメインとなります。

基礎をひと通り学び終えると、早ければ入学から半年で長期インターンシップに参加することになります。

バンタンクリエイターアカデミーのインターンシップでは、最大で週5日、お給料をもらいながら現場で実践的に学べることが大きな特徴です。
ただし、その間も授業料は支払う必要があることも理解しておきましょう。

インターンシップで早く実践経験を積みたいという人には嬉しい制度ですが、現場に出るまでに学校でしっかりと学びたいという人には、学校での授業数が物足りなく感じる可能性もあります。

企業では現場の空気感を味わえますが、学校のように手取り足取り教えてもらえる可能性は低いので、自分から学ぶ姿勢が必要になります。

バンタンクリエイターアカデミーは、募集定員も270名(東京校)と他校よりも圧倒的に学生が多いため、自分から積極的に学びにいける人にはおすすめの専門学校といえるでしょう。

学費1,450,000円 (内入学金 10万円)
修業期間2年間・3年間
校舎東京・大阪
定員東京270名・大阪90名

まとめ

YouTuberの専門学校では、パソコンの基礎から始まり、YouTuberに必要な企画・撮影・編集・配信までの流れやテクニックを学べます。

これまでは独学が主流でしたが、YouTuberが飽和状態にある今からYouTuberを目指す人は、より早く確実に技術を習得できる専門学校を検討してみるのもよいでしょう。

YouTuberの専門学校は数がそれほど多くはないので、学校見学や体験入学に積極的に参加して、最適な学校を選ぶようにしましょう。

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